エッセン旅行記=ドイツの城を見てみる3日目

今回の旅行を最初から見る:エッセン旅行2017=前日談

えー、移動移動で疲れ果てていたのですが、あんまり寝る時間も無く。

自分はグースカ寝ていたのですが、気合で起きていた提督に敬礼。

っていうことで、まずは朝ごはんです。
到着した時には、なんか服飾いっぱい飾ってあるホテルだなーくらいの印象だったのですが、このホテルは四つ星。
飛び乗って流星より星が1つ多い。

朝食を食べる場所に行くと、この手のホテルの朝食パターンではかなり上位の種類数がありました。
そして美味しい。適当に写真でご堪能ください。

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この日の朝が早かった理由ですが、目的地の城「ノイシュバンシュタイン城」に朝イチで入らないと、その後の工程がヤバいからです。
フュッセン駅からバスに乗ってチケット売り場まで行きます。
周りの景色が山岳地帯っぽいです。ドイツといってもほぼ南端に位置する、下はスイスとかその辺なので文化的にもヨーロッパ山岳地帯っぽい雰囲気があります。

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バスで10分ちょい。長い毛の生えてる牛とか馬とか見ながらチケット売り場に到着。
おのさんがチケットの予約をしてくれていたため、予約者レーンに並ぶこと数分。無事10時5分からの1組目に入れました。
これでチケットが取れないと、かなり後ろのセットになるそうで、場合によっては当日入れないこともあるそうです。

チケットを買ったのが、大体9時。
城に入れるのが、大体10時。
1時間余裕があるので、チケット売り場から城まで歩いて上ります。

コースとしては、徒歩、馬車、バスとあるのですが、時間もあるし途中で写真も撮りたいしで徒歩。
懸念してた雨もどこへやら。天気も晴れ渡って山の上から見える景色が最高です。

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馬車の後を追っかけながら、途中の売店まで到着。
洞爺湖の木刀みたいな、木で出来た手斧とかスピアとか売ってます。ちょっと欲しい。

城の外観を見たり、城の目の前の崖(渓谷?)の写真を撮ったりしつつ、開場。
中は撮影禁止なので、文字だけでお楽しみください。

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ノイシュバンシュタイン城は有名なねずみのテーマパークの城のモチーフになったものですが、実は中世ヨーロッパ建造ではありません。
19世紀、バイエルン王のルートヴィヒ2世が作った「中世の城っぽいやつ」です。

狂王という異名を持つ騎士道に傾倒した夢見る引きこもり国王(酷い)が、中世を偲ぶために作ったメルヘン城だったのです。
崖の上にありますが軍事拠点でもなく、宮殿というわけでもない、ある種のテーマパーク。
城の中なのに人工洞窟があったりする、メルヘンたっぷりな感じです。


城の中では音声ガイドがあり、日本語もあります。
1部屋ずつ回りながら音声を聞き、ルードヴィヒ2世のことを段々知っていき、非業の死を遂げる最後にちょっと切なくなりました。

城は塔を一気に駆け上り、数階分の部屋(執務室、ベッドルーム、謁見の部屋、ホールなど)を見ながら最後にお土産物コーナーで終わるのもご愛嬌。
お土産物コーナーが2回出てくるのがちょっとウケました。

城を出て、マリエン橋に行ってみる予定だったのですが、その前にグリューワイン(ホット赤ワイン)を所望。
陶器のカップで出てきます。あったかくて凄い美味しい。

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その後また山を登って、マリエン橋へ。
観光客が大量にいて橋が大混雑な上、なんかこう足元の木がすっごいたわむ。城を写すには最高のスポットでした。

城を見終わった後、帰りのバスの為に下山を開始。馬車の後を追ってスピードアップするおのさんを放っておいて写真をとりながら降りていきます。
景色は本当にゲームで見るような草原+山+街+川+湖。最高です。

チケット売り場からバスでフュッセン駅まで戻り、ホテルに預けたスーツケースを回収して電車でミュンヘン空港へ。
空港に着いたら、空港内で醸造している酒場、エアブロイで昼食。


そして、今回の旅のもうひとつのリスクポイント。

エアベルリン。

これがですね、渡航前に倒産してまして。
延命措置にて10月中は運行するのですが、乗ってる人が少ない場合は間引きされる可能性がありました。
結果としては飛行機飛んだのですが。今まで何度か使っていたエアベルリン。結構便利でした。

さらば、エアベルリン。
無事に飛んでくれてありがとう。

デュッセルドルフに到着した後に、工事により鉄道が間引きされていましたけど。
ということで深夜にエッセン入りして、今回の旅行の旅行部分終了です。
いよいよ明日からエッセン(プレス日)です。

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つづく