宝石商

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=宝石商=

原題:Edel, Stein & Reich
会社:alea
発売:2003年
参考価格:3800円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:45~80分
タイプ:カードゲーム
2003年ノミネート
出し抜いて宝石やお金集め「宝石商」。
他の人と同じ行動を選ばないことが重要です。

バサリというゲームのリメイクですが、システムに変更が加わっています。
プレイ人数も5人までと、1人多くできるのが特徴です。
宝石やお金取得を何回か行い、得点計算を行う流れを3ステージ行います。
宝石は4種類。色により価値が異なります。
まず最初に宝石カードを全員に配り、イベントカードを捲ります。
宝石カードには取得できる宝石とお金の数字が書いてあります。
イベントカードには宝石が貰えたり証明書が貰えたりします。

プレイヤーは自分の宝石カードを見て、アクションを決めます。
宝石取得、お金取得、イベントカード取得の3種類があります。
(5人プレイの時のみ、任意の宝石を少量取得というアクションもあります)

全員のアクションを見渡し、単独で選んだ人はそのままプレイできます。
2人がバッティングした場合、権利をめぐって交渉になります。
交渉は宝石を使いお互い納得のいくまで行います。
個数が多いほうが有利。同数では価値の合計で決めます。
相手の提示した宝石以上を出すか、降りて相手の提示宝石を貰うか。
勝ち取ったほうは元々のアクションを行います。
3人以上がバッティングしたら、そのアクションは行えません。




宝石カードが無くなったら1ステージ終了。
持っている宝石で一番多い人が、その価値分お金を貰い半数を捨てます。
同数の場合、価値を分け合い2つずつ捨てます。
また、イベントカードに鑑定書というものがあり、これの最多、2位にもボーナスがあります。
3ステージ行い、一番お金の多い人の勝ちとなります。

他人が出すアクションを予想し、バッティングしないように動きます。
相手もそう考えているため、外しにいった先でバッティングしたりします。
宝石を持っていないと交渉で吊り上げも出来ないため、トップの取れない捨て宝石でも重要です。

基本システムはバサリと同じですが、サイコロ運が無くなり、イベントカードで戦略性が広がっています。
やはり宝石を集めて行き、お金を稼いで行きましょう。