ケイラス1303
【ケイラス1303】
名作と言われているケイラスの現代版というべき作品、1303。最初少し難しそうですけど慣れるとかなり早い展開のゲームです。
原題:Caylus 1303
会社:Space Cowboys
発売:2019年
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:60~90分
大元になっているケイラスは2005年発売。こちらはテイストを残しながら現代のメカニクスで再構築した作品となっているようです。ただ大元のケイラスをほとんど覚えてないので、ある意味初見みたいな感じでした。
盤上には「すでに建築してある建物」「これから建築できるスペース」そしてそこを一直線に繋いでいる道があります。
道を馬が進んだり戻ったりすることで「そのラウンドで使える建物」の制限が変わります。これによりかなり馬が重要になります。
建物にはワーカーを配置することで効果を得ることができ、これは早いもの勝ちです。他人の建物を使う場合は相手にボーナスがちょっと入ります。なので割と協力しながら発展していく(出しぬきもあるんだけど)っていう感じになります。
このゲームでは何と言ってもワーカーが重要ですが、手に入れるためにはそれはそれで手数やワーカーや資源が必要。
そして重要なのは貢物をしてボーナスや勝利点を得ること。これが想像以上に難しい。ボーナスがあるとその後が相当強くなるので欲しいところだけど、途中からボーナスの奪い合いになります。そして反感を買って家を使ってくれなくなったりします。
中盤以降ワーカー回しもボーナスも資源もジリ貧状態が続き、一応そこそこまでは展開を作ったけど最後に大きく離されました。ワーカープレイスメントだけど使われない建物があるかも、という特殊な状態で、馬の主導権を最後まで握れなかったのが痛かった。
最初覚えることが多そうだしコンポーネントも多いのですが、ちょっと難しいのは貢物のルールくらい。
あとはサクサク系なので9ラウンド長いかな、と思ったけど割とサクッと終わりました。
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