トレインズ

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【トレインズ(TRAINS)】

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OKAZUさんのデッキ構築&鉄道の大作。AEGからも発売されていますが、こちらはOKAZU brand 版です。

原題:トレインズ(TRAINS)
会社:OKAZU brand
発売:2012年
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分

マップは関東、関西を選ぶことが出来るため、関東地方でプレイ。山手線が強力ですが、繋げるのが大変。八王子は頑張って都市のレベルを上げれば高得点です。

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抽象化された関東の土地が中々面白いです。ちなみに川など、線路を引くのにコストが高い場所もあります。

自分の番が来たら、手札5枚を使って「アクション」「購入」などが出来ます。アクションはカードをに書かれている内容ですが、線路を引いたり都市のレベルをアップしたり。基本的に都市に自分の線路があることが点数を上げる基本になります。

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カードはこんな感じ。列車を走らせるという体でお金になり、その資金を使ってカードを購入していく。デッキ構築なので自分の山札が段々と大きくなっていきます。

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ちなみにこのゲームの特徴は何といっても「廃棄物」カードです。線路を引いても、都市を大きくしてもやってきます。全く使い物にならないお邪魔カードなのですが、これを破棄したり受け取らないようにしないと、中盤以降どんどんと手数がしょぼくなります。

手番で何もやらない代わりに廃棄物カードを捨てる、という選択肢もあるため、5枚全部廃棄物だった場合には逆にチャンスというシステムもいい味を出しています。

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購入山札がいくつか尽きるか、誰かの線路が無くなったらゲーム終了。購入していたビル(勝利点)と、都市の勝利点を合計して高い人の勝ちとなります。突き抜けるだけで点数になる都市と、レベルをドンドン上げる必要のある都市があります。

ちなみに他人がすでに線路を引いていて、都市化がかなり進んでいる都市に線路を引くと、相当量の廃棄物カードを受け取るため、いつ相乗りしに行くのかも結構重要です。

今回は初回の人おすすめ用の穏やかなセットでプレイしましたが、カードセットはかなりはいっているため、色々なパターンで遊ぶこともできます。

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仕分けの図。

デッキ構築、鉄道モノという2つを融合しているのに、重すぎず良い頃合いでゲームが終了する、素晴らしいバランスでした。

Coastal Tide - Trains Exp.
Alderac Entertainment Group (AEG)