【デクリプト】

暗号発信者の数字を推理するチーム型のゲーム、デクリプト。味方にはわかり、敵側にはわからないようにする絶妙な暗号を考えるというゲームです。

原題：DECRYPT
会社：Le Scorpion Masqué（日本語版すごろくや）
発売：２０１８年
プレイ人数：３～８人
プレイ時間：３０分

タイトルのデクリプトはコンピューターなどで暗号化した情報を「復号化」するという意味。ちなみに暗号化すること自体はEncrypt（エンクリプト）と言います。

３人でプレイしたため、３人用システムでの紹介です。

ゲームでは親となるプレイヤーが自分が伝えたい情報４つを見ます。そして、自分の仲間もこの解答４つをみます。

次に親は「伝えたい情報と連動している１～４の数字が３つ書かれたお題」を見て、順番を伝えるためにヒントを出します。

相手側はヒントを元に、３つの並びを推測します。

最初は完全にノーヒントなので当てずっぽうですが、だんだんとゲームが進んでいくと、似かよったヒントだと数字が推測出来てきます。

プレイ中は横にある小さい数字の順番が伝えたいもの。この順番カードを何回かプレイしていきます。

味方が間違えたら失点。相手が当てても失点。失点が４まで積みあがると暗号を解いている方の勝ちとなります。

ルールを読んでいるだけだと、何をやりたいゲームなのかわかりづらいのですが、１回通しでプレイしてみると、システムでやりたいこと、そして伝えるのが結構難しいことがわかります。

あまり離れたヒントにすると、味方もわからない。でも近すぎるヒントは敵もわかる。

連想＆推理ゲームの中では、幅広い想像力が要求されるゲームです。