ピココ

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【ピココ】

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箱の写真を撮り忘れました。自分のカードが見れない、しかも出すのも他人という変則トリックテイクゲーム。

原題:ピココ
会社:Brain Games(日本語版ホビージャパン)
発売:2018年
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:30分

タイトルのピココは孔雀のピーコックから来てるのかもしれないのですが、ルールに特に記載はありませんでした。造語かもしれません。ちなみにパッケージは孔雀の羽根が描かれているのですが、なんかこうエイリアンに見えます。

プレイヤーはカードを受け取るのですが、これは自分では見ることはできません。孔雀の台にカードを綺麗に配置していくと、羽を広げたようになります。

他の人に見えるようにした段階で、各プレイヤー「自分以外がどれくらいトリックを取るのか」を1人ずつ予想していきます。そして最後に一斉に「自分が何トリックとるのか」を予想します。

ちなみにトリックテイクのゲームについて軽く説明すると

・全員順番にカードを1枚ずつ出す

・最初に出した人の色と同じカードがあったらそれを出す(マストフォロー)

・出そろったカードで一番強いのを出した人がカードを得点として獲得(トリック獲得)

大体トリックテイクのシステムはこんな感じで出来ています。システムが多岐にわたっているため、このシステムから外れるゲームも多いのですが。

そしてピココですが「自分のカードは見れない」「他人がカードを出す」「獲得トリック数の予想で点数が入る」という仕組みになっています。自分のカード以外が見えるという「情報がかなり出ているトリックテイクゲーム」とも言えます。

実際プレイしてみると、他の人の予想で自分のカードは大体わかるものの「かなり情報が多い状態で切り札を使っていくため、思ったより予想したトリック数に近付けられる」という仕組みになっています。

このため、自分がカードを出す人の予想トリック数を他の人とずらすことで展開を作り上げていくゲームになっています。

トリックテイクのシステムを逆手に取ったような変則的なゲームですが、実際プレイしてみると色々な人の思惑が交錯する不思議なゲームでした。

詳しくはこちらをどうぞ。

ピココ 日本語版
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
2018-08-25