リビングストン

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=リビングストン=

原題:Livingstone
会社:Schmidt
発売:2009年
参考価格:4000円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:30~50分
タイプ:ボードゲーム
獲得駆け引きと配置駆け引きと引き運「リビングストン」。
他の人の状況を見ながら自分に有利な形を作って行きましょう。

タイトルは19世紀のスコットランド宣教師で冒険家、デイヴィッド・リビングストン。
当時ヨーロッパでは殆ど知られていなかったアフリカ大陸を横断して地図を作成しました。
これにより奴隷商人が増えましたが、リビングストンは奴隷市場廃止を訴え、これに成功しました。
世界三大瀑布、世界遺産でもあるヴィクトリアの滝をヨーロッパ人で初めて発見したことでも有名です。

ゲームではリビングストンの調査船が未開の地を探索し、ヴィクトリア滝を発見するまでに勝利点を稼ぐことです。
盤には調査船移動マスとキャンプ作成マス。キャンプ作成は遠いほど価値が高くなります。
ラウンドでは人数×2個のサイコロを振り、順番にサイコロを1つ取ってアクションを行う、ということを繰り返します。
そのラウンド中に再度自分の番が回ってきて、残っているサイコロが前に獲得したサイコロより大きい目だったら、またサイコロをとってアクションが出来ます。
これによりサイコロの目ととり方により、プレイヤー間でラウンド中アクション数が変わることがあります。

出来るアクションはカードを1枚引く、サイコロの目だけ宝石かお金を貰う、サイコロの目に対応したマスにキャンプを張る、というもの。
宝石は売ってもお金になり、ゲーム終了時に点数にもなります。好きなときに売れますが、カードで崩落が出たら全員破棄します。

キャンプは調査船の進んでいるマスにより費用がことなります。
ラウンド終了時に配置した場所によって勝利点を貰えます。

また、ゲームを通してお金を宝箱に入れられます。




ゲーム終了時、このお金が一番少ない人(2人プレイでは別ルール)はゲームから脱落します。

調査船がヴィクトリア滝に到着したらゲーム終了。
カードで獲得した勝利点、宝石、キャンプの勝利点を合計します。
また、キャンプを配置した列で最多の人にボーナスも入ります。
これらを合計して一番高い人の勝ちとなります。

サイコロで行えるアクション数や選びたいアクションが変化するシステム。
お金だけでなく勝利点を稼ぐことが重要ですが、宝箱にある程度入れないと負けてしまいます。
ちなみにカードには組み合わせて使うと強力なものがあります。
お金、宝石、カードの資産を上手く使って行きましょう。