山火事

投稿日:

=山火事=

原題:Feurio!
会社:Edition Erlkonig
発売:2003年
参考価格:4800円
入手難易度:3
プレイ人数:1人~4人
プレイ時間:25~35分
タイプ:ボードゲーム
山火事地帯に消防隊を送り込み、消火する「山火事」。
というか、このゲーム消火していないような・・・

パッケージのインパクトも激しいのですが、プレイすればわかるとおり、鎮火させて無い気がするボードゲームです。

1人~4人までプレイ可能。
ソロプレイでも「高得点を狙おう」という感じになっています。
複数人数でやると、ほかの人の消防隊を火に巻き込んで生還できなくすることも。
なんとなくテーマがテーマなだけに、おっそろしいゲームです。

まずプレイヤー人数のぶんだけタイルを引き、配置します。
これが初期配置の「山火事」。
ここからやたらと燃え広がるわけです。

タイルを1枚ひき、配置します。
配置ルールは2辺の合計が高い箇所。複数ある場合は選択可能。
要するに「豪快に燃えている箇所の隣接地域が延焼する」感じです。
その後、外面に接するタイルに消防隊員を配置します。
配置できるのは、タイルに書いてある○の数だけ。
激しく燃えている場所は3つ。小さく燃えている場所は1つ。




これを山火事タイルがなくなるまで続けます。

タイルが無くなったら得点計算。
隣接している消防隊員を見ます。
完全に外面と隣接していない孤立した消防隊員は得点になりません。
外面と隣接している隊員と、その隊員にエリアが繋がっている隊員のタイルを全部合計します。そして外面の点数で割ります。
おそらくこの措置は最後のほうになって外側に置きまくるというのを阻止するためだと思いますが、これによって序盤の「攻める配置」のバランスを考える必要が出てきます。

やってみた感じでは、ある程度延焼方向は予測&操作出来るので、他人のコマの邪魔をしたりと考えるのですが、炎は予想通りに動かないこともしばしば。
1プレイの時間が短いので、手軽に遊べるゲームです。
それにしてもパッケージが恐ろしい。