やさい畑

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=やさい畑=

原題:Kraut & Rueben
会社:Kosmos
発売:1998年
参考価格:6300円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:20~30分
タイプ:ボードゲーム
絶版
野菜作りがテーマのタイルゲーム「野菜畑」。
読み合い、鋭い攻撃がゲームを盛り上げます。

プレイヤーは畑のオーナーとなって、目的の野菜を作ります。
まず最初に、目的の野菜を決定するプレートが配られます。
これは自分だけ見て、他の人に見せてはいけません。

アイテムは以下の通り。
・畑プレート(4×5マス、人数+1枚を使用)
・目的プレート(どんな野菜を作ると得点になるか)
・野菜タイル(にんじん、トマト、キャベツなどなど)
・俺の畑だ!宣言タイル
・モグラタイル(各1枚ずつ)

野菜タイルには、通常の野菜のほか、
・タンポポ(0点)
・クローバー(1点)
・ナメクジ(野菜の上に置くとマイナス1点)
があります。

場に畑プレートを人数分+1枚配置し、ゲームスタート。
プレイヤーは以下のどちらかを選択します。
・野菜タイルをランダムでひき、配置
・モグラタイルを配置

どこの畑に配置しても構いません。
また、タイルを配置した後、畑プレートに対し、「俺の畑」宣言を行うことが出来ます。
この宣言を一番最初にしたプレイヤーはリスクを負うため、「俺の畑」宣言タイルを貰います。
得点計算時に3点になります。

野菜を引いたら、自分、他人、誰のものでもない畑どこに置いてもかまいません。
(但し、俺の畑宣言した畑の最後の1箇所は所有者しか配置出来ません)

ナメクジ、モグラは野菜の上に配置することで、その野菜が無かったことになります。
更にナメクジはマイナスのポイントとなります。
(俺の畑宣言をされて、最後の1箇所しか空いていなくても、ナメクジ、モグラは配置できる)
1 つの畑にはナメクジ、モグラとも2枚までしか配置出来ません。




自分の宣言した畑が埋まった人はゲームから抜けていきます。
全員畑が出来上がったら点数計算。

最初に配られた目的プレートを元に計算します。
目的プレートには
・基準となる野菜
・得点となる野菜(1,2)
・マイナスになる野菜

が書かれています。
基準となる野菜は得点となる野菜の得点を決定します。
基準野菜が2個の時が一番高く、1,3個の時は点数が普通。
0 または4個以上の場合は低い点数となります。
得点野菜は低い得点、高い得点の2種類あります。

これに、クローバータイル(1枚1点)、ナメクジタイル(1枚-1点)を足して点数計算。
この流れを3回行い、その合計点で高かった人の勝ちとなります。

ポイントは、他人の目的プレートがわからないため、攻撃する前に推理する必要があること。
また、野菜タイルはランダムでひくため、予定通りにいかないことも多いです。
基準野菜は多すぎてもいけないため、自分の畑に対してもぐらを使うことも作戦のひとつです。

ほのぼのとしたゲームかと思いきや、
他人の欲しい野菜、要らない野菜を推理しながら攻撃したりと結構対決要素もあります。

目的の野菜がばれないよう、自分の畑をうまく作っていきましょう。