モンスターメーカー4

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=モンスターメーカー4 4つの神秘=

会社:翔企画 鈴木猛
発売:1989年
価格:2060円
イラスト:九月姫
入手難易度:4
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:15分~30分
タイプ:カードゲーム
絶版
人気カードゲームの4作目「モンスターメーカー4 4つの神秘」。
名作との呼び声も上がっているゲームです。

プレイヤーは4種類の神秘(エレメント)の秘宝を取り合います。
火、水、土、風。これらに対して各種秘宝があります。
このカードを引いた場合、場に出します。

プレイヤーは山から1枚カードを引き、秘宝の場合には場に出します。
次に、他人の秘宝を奪う宣言をするか、パスをします。
奪う宣言をした場合、攻撃側、守備側ともに、その秘宝と同じエレメントを持つキャラクターカードを出します。
キャラクターには対応エレメントと攻撃力が書いてあります。
対応エレメントを複数持っている優秀な魔術師もいます。
次に裏向きにモンスターカード、もしくは特殊カードを出し合い、同時に開きます。

特殊カードはクリティカルヒットやチャームの魔法など、強力なものです。

モンスターカードをお互い出したら、そこにかかれている攻撃力を見ます。
モンスターの攻撃力にはサイコロ数+修正値があります。
サイコロを振って攻撃力を出します。
が、キャラクターカードにかかれている値が上限値となります。


強いモンスターでも、キャラクターが弱いと攻撃力が上がりません。
また、強いキャラクターでもモンスターが弱いとそもそも高い数値になりません。
両方が同じくらいのバランスなのが重要です。
モンスターは使い捨てなので、勝っても場に捨てます。
キャラクターは負けた時のみ場に捨てます。

これで勝った場合、狙った秘宝を手に入れることが出来ます。
同点の場合には守備側の勝利。

モンスターとキャラクターの2パターン性、そしてモンスター使い捨てのシステムにより、非常にバランスが取れたゲームとなります。
強いカードを持っていても、バランスが悪いと負けたりします。
今までのシリーズの戦闘システムを踏襲しつつ、「強いカード持っている人勝ち」のワンサイドゲームを一部崩しています。

秘宝を取り合って、4種類のエレメント全てを同時に手に入れた人が勝ち。
山札がなくなるまで終わらなかった場合、持っている秘宝の値段を足した値が勝利ポイントとなります。

モンスターメーカーシリーズ屈指のゲームバランス。
非常に良いゲームです。