メトロポリス

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=メトロポリス=

原題:Metropolis
会社:Ravensburger
発売:1983年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:50~70分
タイプ:ボードゲーム
絶版
1984年ノミネート
シドサクソン作、街つくりゲーム「メトロポリス」。
家やデパート、工場などを配置していくゲームです。

タイトルはメトロポリスですが、ゲームの盤には公園、川が流れている長閑な感じです。
ここに建物ブロックを配置していき、点数を得ていきます。
ブロックは家、店、工場、マンション、病院、学校、庁舎、デパートなど。
盤には10~99まで、8地区×10エリアあり、エリアに対応する土地カードがあります。
ゲームの始め、初期配置としてランダムに土地を貰います。
(権利チップを置いた状態)
手番では、場に4枚出ている土地カードを取得し、そこに権利チップを置きます。
そして権利チップが置いてある場所に建物を建てることが出来ます。
建物には種類に応じ、形や点数が異なります。
住宅や店などは1ブロックで点数が低いのですが、庁舎やデパートは複数ブロックを使う代わりに高得点です。
住宅、マンションなどは公園に面していると高得点。
工場は川沿いだと高得点。庁舎は中央の2地区(ダウンタウン)だと高得点になります。
学校や店、病院などは同地区の状況により点数が変わります。

より高得点の建物を作る為、1つの地区に沢山の権利チップを置きたい所です。
が、1地区にはある程度以上のチップを置く事が出来ません(他人に献上するルールになります)。
大きな建物を作るときには、他人の権




利チップを交渉で使わせてもらう必要があります。
「ここの権利を渡すので、あちらの権利を下さいな」
交渉で大きな建物や点数の高い建物、狭い場所での建築を成功させます。

全ての建物が建築されるか、建築するスペースが無くなったらゲーム終了。
建てたものの点数の合計で高い人の勝ちとなります。
作るものによっては同地区にあるほかの建物に左右される為、最後までどうなるかわからないゲームです。

交渉の必要性はあるものの、損得計算も非常に明確なシステムになっています。
初心者でも簡単で出来上がった後の都市を見ると達成感のあるゲームです。