メソポタミア

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=メソポタミア=

原題:MESOPOTAMIA
会社:Phalanx
販売:2005年
参考価格:6300円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
古代メソポタミア文明の時代の部族を反映させる「メソポタミア」。
プレイヤーは部族長となって、神様への貢物をすることが目的です。

自分の村コマ1つと部族コマ3つを配置してゲームスタート。
(初期配置方法はプレイ人数によってあらかじめ決められています)
マップの中央に神殿。
石切り場マスに人数分の石。これ、本当に石です。
森マスに人数分の木。これも本当に木です。
火山マスにはなにもありません。進入禁止です。

プレイヤーは5歩分の移動行動と1回のアクションを行います。
(一番最初のプレイだけ、移動行動の歩数が変わります)
移動行動は部族コマを動かすことで発生します。
このとき、マップの無いところに移動した場合、新天地開拓となります(1ターン3回まで)。
また、石や木を持って歩くことも出来ます。
他人が持っている石、木も奪うことが出来ます。

他にも石を神殿に持っていくとマナの上限を増やすことが出来ます。
お供え物を神殿に持っていくことも出来ます。
(これを4つ持っていったら勝利!)

このあとに、以下のアクションを選ぶことが出来ます。
・村を作る(木と部族2コマが草原に居ること。そのマスに村が2つ以上無いこと)
・部族を増やす(村と部族2コマが同じ場所に居る)
・聖地を作る(石と部族2コマが草原にいて、そのマスに村や聖地が無いこと)

最後に聖地に部族コマがあった場合、マナが増えます。

村を作るとお供え物が作られます。
お供え物を神殿に持っていくためにには、ある程度のマナが必要です。
(お供え物を持っていった部族コマは消滅します)

ということで、ゲームの流れは以下のとおり。
1.人を増やす
2.新地開拓をしながら材料集め
3.村を作る
4.マナの上限をあげる
5.聖地を作る
5.村を増やしつつ、お供え物を持っていく

また、特殊カードを手に入れることも出来ます。
これは非常に強力なカードなのですが、手順自体も重要なので足踏みの時に取得する、という意味合いが強い気がします。












あまり難しく考えることなく、今の状況から最善のパターンを考える、といったゲームだと思います。
ちなみに新天地の比率なんですが、殆どは平地です。
材料が足らなくなったりすると思うので、なるべく材料が発生したら使いましょう。

アイテムとして本当に石や木があり、プレートの接続方法も並べるのではなく、パズルのようにくっつける。
一度慣れると手順も難しくないので、気軽に出来るゲームだと思います。
プレイ人数が多くても少なくても、ゲームの特色が落ちません。2人プレイでも楽しめます。