明王朝

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=明王朝=

原題:Ming Dynastie
会社:Hans im Gluck
発売:2007年
参考価格:5500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~90分
タイプ:ボードゲーム
あちこちを漫遊する勢力ゲーム「明王朝」。
バランスの良い勢力と、得点元を集中する必要があります。

タイトルの明王朝は、中国の王朝です。1368年~1644年。
プレイヤーは王子となり、諸国を歩いて勢力を拡大していきます。
盤には6箇所のエリアがあり、各エリア3つに分かれています。
土地の境界線に移動する方法が描いてあります。

6フェーズ行い、勢力を配置してきます。
プレイ人数にもよりますが、毎フェーズ勢力コマを配置しています。
先ず最初は、6エリアの予約地にコマを配置していきます。
どこにどれだけ置いても構いません。1つずつ置いて行きます。
次に、置いたエリアの横にあるカードを合計5枚になるよう、1枚ずつ引いていきます。
1エリアに集中的に置くと、カードの引く選択肢が狭くなります。
移動カードは何パターンかありますが、オールマイティのドラゴンもあります。
最初に1枚持っています。追加で引く場合、勢力コマを1つ除外する必要があります。

次に、自分の王子コマをカードを使って移動させ、そこに勢力コマを配置していきます。
配置できるのは、予約地に置いたそのエリアのコマのみ。

勢力コマを配置した場合、1つは寺院に置かれます。
残りは平地に置かれます。
他のプレイヤーが後から入ってきた場合、後からのコマを寺院に置き、元居たコマを追い出します。

2,4,6フェーズ目には、点数計算が発生します。
その土地に居る勢力コマを合計し、多い人が都市に2つ、2位が1つ置きます。




寺院に居るコマは都市に配置できません。
都市に配置した瞬間に、エリアのシンボルタイルを貰います。

次に、都市からコマを脱出させるか、カードで選択します。
脱出を選択した場合、都市から出すだけで、その地に留まります。
残った都市のコマで、エリア最多、除外ボーナスが貰えます。
更に、シンボルタイルが6種類揃っていると、ボーナスが入ります。

これを6フェーズ目まで行い、一番点数の高い人の勝ちとなります。
移動方法をカードで考えつつ、長期的なシンボル運用を考える。
そしてどのタイミングで都市ボーナスを貰うかがポイントになります。
居続けると、次のときにも数にカウントされる為、シンボルを貰い易くなります。

考える事の多いゲームですが、やり応えが十分にあると思います。