湖に沈んだ街

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=湖に沈んだ街=

原題:Versunkene Stadt/Sunken City
会社:Clementoni /Uberplay
発売:2004年
参考価格:5900円
入手難易度:2
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~70分
タイプ:ボードゲーム
2004年推薦
タイトルが良い感じを出している「湖に沈んだ街」。
沈んだ建物を探索することが目的です。

海神ネプチューンが守っている湖、そして底に沈んだ街。
プレイヤーはここから財宝を引き上げるトレジャーハンターとなります。

各プレイヤーは移動決定カードを1セットずつ受け取ります。
そしてプレイヤー人数に合わせてサイコロを用意します。
(2人、3人、4人とプレイヤー数に応じてサイコロが別に用意されている)

11個の財宝を一番早く集めた人の勝ち。
またはタイルがなくなるまで続けて一番財宝が多かった人の勝ちです。

プレイヤーは自分の6枚の移動カードセットから1枚選び、その指示に従います。
6枚使い切ったらまた手に戻すことが出来ます。

移動カードには以下の情報が書いてあります。
・建物配置数
・ネプチューンマーク
・移動数

建物配置数と移動数は反比例の数値になっています。
ネプチューンマークは必ず描いてあるので、「忘れないように」という作者の優しさでしょうか。

選択したカードに書いてあるアクションを好きな順に使うことが出来ます。

・建物配置
財宝がある建物、もしくは道を配置します。
一応、湖から浮上してきた、という設定です。
建物は隣接しておくことが出来ず、ボードで濃い青の部分か中央にしか置けません。
中央に置く場合は財宝が多く取れます。
が、中央に建物が配置された時点でネプチューンが発生します。

・移動
移動歩数分移動出来ます。道は縦長になっていますが、タイル数=移動歩数です。
これをうまく利用して、自分の移動が少ない歩数で済むように配置します。

ゲームの目的は建物に到着し、財宝を取得(到着した時点で取得扱い)。






建物には数字が書いてあり、それと対応する財宝タイルを貰えます。
正確は財宝タイルを持って村に帰った時点で確定となります。

ネプチューンの移動は、自分のテリトリー(自分の村から数歩圏内)では4歩。
それ以外ではサイコロを振って決めます。
プレイ人数によってサイコロが違うのはこのためだと思います。

ネプチューンが通り過ぎた建物、道は沈んでしまう為、そこに乗っていたプレイヤーは海の藻屑となります。
再登場できますが、村に持ち帰ってなかった財宝は再度取得しなければなりません。
そのかわり、沈められたプレイヤーはネプチューンチップというアイテムを貰います。
移動時に追加移動できるようなアイテムで、ゲームに大差がつかないようにした配慮だと思います。

タイル配置ゲームではありますが、どちらかというと歩数などの計算、ネプチューンの移動などの戦略がメインになってきます。
運の要素があまり無いのも特徴です。

財宝を全部集めたプレイヤーが現れたら、その時点で勝ち。
また、配置する道タイルが無くなった時点で財宝の合計数が多い人の勝ち。
(道タイルの枚数は沈めた分で変動するようになっています)

上級ルールもあり、しっかりと遊ぶことの出来るゲームです。
2人でもオススメ。