マラケシュ

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=マラケシュ=

原題:MarraCash
会社:Kosmos
発売:1996年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~4人
プレイ時間:60~80分
タイプ:ボードゲーム
絶版
競とお金儲けのゲーム「マラケシュ」。
店の場所と客の動きが重要になります。

タイトルのマラケシュは、アフリカ最北西のモロッコにある都市です。
街並みが美しく、世界遺産に登録されています。
都市名は「marrakish」のため、お金のキャッシュと掛けていると思います。

プレイヤーは店の投資家となり、都市にある店を購入していきます。
店の種類は5色。その色に対応した客が街の外周に並んでいます。
そして街の3箇所の入り口にも3人ずつ居ます。
ゲームの最初は1人ずつ、好きな店の競を行います。
売りたい人が値を付け競を行い、買った人は手数料を払います。
(売りたい人が買った場合、手数料は入りません)
全員が1回ずつ店を売ったら、ゲームスタート。

手番では、客を動かす×2回、客を動かす+店を売る、店を売る×2回のどれかを行います。
客の移動はそのマスに居る全員が隣の噴水マスまで一気に移動します。
移動途中、客と同じ色で売られて運営中の店があったら客は入ります。
1人目100、2人目200・・・5人目以降500と収入が増えます。
他のプレイヤーが客を入れた場合、そのプレイヤーに手数料を支払います。
手番の最後に入り口が空いていたら、街の外周の両端どちらかから2~4コマを入れます。

街の外周にいる客コマが無くなったら1周プレイしてゲーム終了。
店の所持や客は関係なく、所持金が多いプレイヤーの勝ちとなります。

店を沢山持つより、他のプレイヤーが持っていない色の店を持つことが重要です。
また、買った店が買った値段分の収入を出さない場合もあります。
店の競収入、客を他のプレイヤー店に連れて行く手数料などは効果的ですが、副収入と考えたほうがいいかもしれません。




少々高値でも入り口付近の店を持ち、客を5人以上入れることが高収入の近道となります(分かりやすい妨害も受けます)。

場所もそうですが、客の位置や残り数によって日々変動する店の価値。
店は買いすぎず、客をわんさか呼び込んで高収入をたたき出しましょう。