ブルームーンシティ

投稿日:

=ブルームーンシティ=

原題:Blue Moon City
会社:Kosmos
発売:2006年
参考価格:6000円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:50~70分
タイプ:ボードゲーム
2006年ノミネート
復興型タイルゲーム「ブルームーンシティ」。
効率の良いカード回しと手順と、カード運が決め手のゲームです。

荒廃したブルームーンシティを復興する事がテーマのゲーム。
中央の広場にはオベリスクがあり、ここにクリスタルをお供えすることが最終目的です。
プレイヤーは市民カードを使い、建物を建設してクリスタルやドラゴンの鱗を得ていきます。

市民カードは1~3。色により特殊能力がついています。
(1は強力な特殊能力、2は少し特殊能力、3は能力なし)

手番では、自分のコマの移動、カードを使って建設の手伝い、カード補充の順番に行います。
自分のコマは2タイルまで移動可能、この時、市民カードの特殊能力でドラゴンを動かす事も出来ます。
動いた先のタイルに描かれている建設ポイント(2~5)分、対応する色のカードを出したら建設マーカーをおきます。
この時、ドラゴンがタイルに居る場合、ドラゴンの鱗を貰えます。

タイルの全ての建設場所が埋まったら、建設成功。
一番合計ポイントの多い人(同点はより左側に置いた人)はトップ賞が貰えます。
そして建設に携わった人全員にご褒美が貰えます。
貰えるものは、クリスタル、カード、ドラゴンの鱗。
完成しているタイルが隣接している場合、さらにボーナスも入ります。
カードの補充は2枚。手札から1~2枚捨てると、捨てた分追加で更に貰えます。

プレイしていくと、ドラゴンの鱗が売り切れます。
そうしたらその時の鱗トップのプレイヤーがクリスタル6つ。
それ以外で3つ以上の人はクリスタル3つを貰い、鱗を返します。
2つ以下の人はクリスタルが貰えない代わりに返却義務がありません。






コマを中央広場に持っていくと、オベリスクにクリスタルを献上する事が出来ます。
最初は7つと安いのですが、段々献上に必要な数が増えていきます。安いマスは早い者勝ちです。
オベリスクにクリスタルを一定数献上したプレイヤーが出たらゲーム終了、その人の勝ちとなります。

市民カードの特殊能力は様々ですが、マークで分り易いようになっています。
ドラゴン呼び出し、他カードの色変え、プレイヤーコマ追加移動、オールマイティ色など。
建設エリアへのカードの出し方も重要ですし、ドラゴンの鱗の展開も気になります。

ルールを読んだ時は2人プレイだとイマイチかな、という印象でしたが、十分楽しめました。
カード運の要素が程よく、良い感じの戦いになります。
他建設地への相乗り、高得点の独り占めなど、選択幅が結構あるゲームです。