フリンケピンケ

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=フリンケピンケ=

原題:Flinke Pinke
会社:Amigo
発売:1994年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:10~20分
タイプ:カードゲーム
絶版
クニツィアの相場ゲーム「フリンケピンケ」。
自分と他のプレイヤーのカオスが相場を作り上げます。

タイトルとなっているフリンケピンケは、直訳したら「素早いピンク」と出ました。
ゲーム中にピンクは出てきませんが、どういうことなのでしょうか。
プレイヤーはカードを使って相場を作り出し、自分の点数が高くなるように仕向けます。
ゲームのアイテムとしては、5色のチップが5枚ずつ。そして5色に0~5のカードがあります。
プレイヤー数で均等に配り、残りはゲームから除外します。
スタートプレイヤーから順にカードを出して、好きなチップを取得します。

同じ色のカードが出されたら、後から出したカードを上に載せます。
どれか1色、0~5の計6枚(2人プレイでは5は使わないので、0~4の5枚)全てが出たらゲーム終了。
持っているチップの点数は、今のカードが表している相場0~5になります。


チップの合計で、一番高い人の勝ちとなります。

このゲームは出したカードと違うチップを取るのが特徴です。
後半に4、5といった高い数字を出そうとしても、その後に低い数字で塗り替えられたり、そもそも出す前にゲームが終わったりします。
低い数字、高い数字のカードはゲームを支配する上で重要ですが、他の人の戦略に乗ることも重要。

協調、談合、そして出し抜きといった、様々な要素が簡単なゲームに凝縮されています。
1プレイが簡単に終わるため、ちょっとした時間にも出来る良作です。

注記:チップの取得方法を「そのカードの色ではない他のチップ」と記入していましたが、これが誤訳という情報を頂きました。正しく修正しましたが、どうもこの誤訳も面白い、と一部でヴァリアント化しているようです。