フラワーパワー

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=フラワーパワー=

原題:Flower Power
会社:Kosmos
発売:2001年
参考価格:3000円
入手難易度:2
プレイ人数:2人
プレイ時間:25~35分
タイプ:ボードゲーム

10種類の花で花壇を作る「フラワーパワー」。
タイル配置の2人プレイゲームです。

登場する花は以下の通り。
矢車草、バラ、ポピー、バナナ、ゼラニウム、ひまわり、アスター、ナデシコ、マーガレット、ユリ。
珍しいのはバナナが入っていることです。
バナナは暖かい地方なので日本だと温室以外では殆ど見ることは無いと思います。

盤は少し大きく、14×14マス。そこに花タイルを乗せていきます。
タイルは2マス分の長方形。花が2つ描いてあります。
同じ花が続いているケースもあります。

盤を見ると中央に色の違う中立エリアがあります。
プレイヤーは袋に入ったタイルを引き、配置していきます。

プレイヤーは自分の側か中央エリアにタイルを配置することが出来ます。
相手プレイヤーの場所に配置、または入るように半分配置することも出来ません。

また、3回だけタイルを逆にして雑草扱いで相手側に配置することが出来ます。
配置出来なくなるまでプレイを行い、両プレイヤーが配置できなくなったらゲーム終了。
得点を計算して高いほうの勝ちとなります。

得点の計算の仕方は、同じ花がどれだけ繋がっているか。
・3~5個=1点
・6~9個=2点
・10個以上=4点

繋がっていない花壇は別々に計算します。
10種類全部計算して合計得点で競います。
中央エリアの花壇はそこに繋がっている同じ花が多いプレイヤーの所有となります。

点数配分を見るとわかる通り、
「他の花を犠牲にして1つの大きな花壇」よりも
「バランスよくあちこちにある程度の花壇」の方が得点が高くなります。

プレイしてみると、綺麗な花壇が出来上がります。




パッケージの絵は若干怖いのですが、なんともほのぼのとしたゲームです。
また、ルールにはソロプレイのやり方も描いてあります。
運と計画性の花壇作り。幾つの花壇が出来るでしょうか。