氷河期

投稿日:

=氷河期=

原題:Eiszeit
会社:alea
発売:2003年
参考価格:5250円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:75~95分
タイプ:ボードゲーム
マンモスと一緒に現れて、一緒に移動する「氷河期」。
2種類の効果が逆なカードが面白いゲームです。

氷河期は学術的な表現とそれ以外の表現方法で意味が若干ことなります。
現代においてもグリーンランドや南極に氷が存在するので、学術的には氷河期に属しています。
(氷河期の中でも暖かい方なので、間氷期とも言います)
一般的にはヨーロッパ、北アメリカなどに氷床が伸びた1万年前くらいまでを指します。

プレイヤーはこの寒い時代でマンモスを追いながら生き残ります。
ゲームは4ラウンド行い、点数を競います。

手番ではカードを使ってアクションを行います。
カードは明るいカード、暗いカードの2種類あります。
明るいカードはコストが掛かるものの、自分に有利なものです。
暗いカードはコストを払うお金が手に入り、他人が得をするものです。
どちらも盤にコマやマンモスを配置したり、移動させたりします。

カードは必ずどちらかをプレイする必要があり、持てるお金の上限も決まっています。
暗いカードにより場にあるお金が取られていき、無くなったらラウンド終了。
各土地ごとに生存チェックを行っていきます。
(土地の基本値、焚き火の量、マンモスの量で生存できる人数が変わります)

ラウンド終了時に生き残ったコマに点数が入ります。




その土地にマンモスが居ると高得点になります。
一番点数の少なかったプレイヤーが土地の一部を氷床で埋めることが出来ます。
4ラウンド終了して、一番点数の高い人の勝ちとなります。

コマの配置やマンモスの配置が重要なのですが、カード運や他人の出方によって展開が変わっていきます。
お金を取るために暗いカードで効果の高いものを選ぶと、一気に変わっていきます。
自分でマンモスを登場させるか、他人の呼んだマンモスを奪うか、熾烈な生き残り競争が味わえます。