ピラニアペドロ

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=ピラニアペドロ=

原題:Piranha Pedro
会社:Goldsieber
発売:2004年
参考価格:3600円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:25~35分
タイプ:ボードゲーム
狭い孤島に居るペドロさんを助ける「ピラニアペドロ」。
読み合いのゲームですが、ペドロさんはシステム上助からない気がします。

パッケージの絵が妙にプリティーなこのゲーム。
プレイヤーはペドロさんを海に落とさないよう、ピラニアに食べられないよう移動させます。
盤の四方に方角カードを配置します。そして盤にピラニアを配置します。
各プレイヤー、移動カードを1セット、石を数個受け取り、ゲームスタート。
移動カードには方角と移動歩数(1~3)が描かれています。
全員一斉にカードを選び、順番にオープンして行きます(カードは使いきり)。
ペドロコマを順に移動カードに沿って動かして行きます。
もし、海に入った場合は落ちないよう、石を使って陸地を作ります。

海に入るのに石が足らない、盤からはみ出る、ピラニアマスに入るといった状況だとペナルティが発生します。
そうなったプレイヤーは減点としてピラニアコマを受け取ります。
次に持っている石を全て破棄し、手持ちのカードで石を貰います。
1歩移動のカードは石1個。2歩移動のカードは2枚で石1個。3歩移動のカードは交換なし。
移動カードを回収し、ペドロコマを落ちる前のマスに戻して再度ゲームスタート。

プレイを続けて行き、1人のプレイヤーがピラニアを2コマ受け取ったらゲーム終了。その人の負けとなります。
2人プレイの場合はピラニア3個取得で負け。




またスタートプレイヤーは2枚の移動カードを出して、スタートプレイヤー、相手、スタートプレイヤーと交互に出し合います。

ほのぼのとしたイラストといい、簡単なシステムといい、まったりとしたゲームかと思ったら、完全な読み合いゲームです。
運の要素が全く無いため、相手のカードを予想し、どうやったら相手が海に入りやすいかを考えるのが特徴です。
場合によっては自分の石を使ってまで騙して大ダメージを与えに行きましょう。
2人プレイでも2枚出すルールにより、読み合いが上手いこと発生しています。
ペドロさんが海に落ちないよう、うまく誘導してきましょう。