ピノキオ

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=ピノキオ=

原題:Pinocchio
会社:Amigo
発売:2000年
参考価格:1500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:15~25分
タイプ:カードゲーム
簡単騙しあいカードゲーム「ピノキオ」。
宣言の仕方だけで騙すと快感なゲームです。

ピノキオといえば有名なイタリアの童話です。
古典かと思っていたのですが、1883年作だそうです。
嘘をつくと鼻がにょきにょき伸びていきます。
プレイヤーはピノキオカードを受け取り、自分の前に置きます。
次に洋服カード(3色5種類)を均等に配ります。
受け取った洋服カードは見ないで自分の前に山にします。

スタートプレイヤーを決定したら、自分の前の山から1枚捲って内容を言いながら裏向きに場に置きます。
次のプレイヤーは自分の山から1枚捲り、内容を宣言しながら裏向きに場に重ねます。
この時、色か種類が同じである必要があります。
もし引いたカードが違う場合でも嘘を付いて場に出します。


前の人が嘘を付いていると思ったら「ダウト」を宣言して、確認します。
前の人が嘘を付いていたら付いていた人の鼻が伸びます。
付いていなかったら、ダウト宣言をした人の鼻が伸びます。
(カードで伸ばします)

これを繰り返して行き、カードがなくなった時点で一番鼻が短かった人の勝ちです。
ルールは簡単で、プレイヤーは「宣言する」しかありません。
しかもカードは前の人が出した後に見て出すだけです。
咄嗟の反応がものを言う、パーティ系カードゲームです。

(全プレイヤーの使わなかった材料も足した数で計算します)

これにより、自分の受け持ち材料が「あまり使われない」状態を作り出す必要があります。
どんなレシピにどんな点数をつけるか、によって展開ががらっと変わってきます。
必要材料が少なく、点数が高い場合そちらに殆ど流れる展開にもなります。
ゲームの展開がレシピ次第で変わる、という毎回違った形になると思います。

自分の稼ぎルートを考えつつ、他人に使ってもらえそうな程々のレシピを作る。
このバランス感覚が鍵となるゲームです。