ノーチラス

投稿日:

=ノーチラス=

原題:Nautilus
会社:Kosmos
発売:2002年
参考価格:9000円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:100~120分
タイプ:ボードゲーム
絶版
海底探索ゲーム「ノーチラス」。
調査ステーションと探査潜水艦の両立がキーポイントです。

プレイヤーは豊富な資金を元に、海底を探査するチームを結成します。
海底の盤を見ると海は4段階にわかれています。
(浅瀬、斜面、海底、海溝)
奥に行くほど価値の高い産物が手に入る可能性があります。
また、浅いほど調査ステーションを建設する費用が安くなります。
プレイヤーは自分の番になったら以下の手順を行います。
・ステーションの購入(居住区、調査ステーション)
・ステーションの配置(浅瀬、斜面、海底など深いとコストが高い)
・ステーション内の移動
・海底探査

居住区を配置すると、調査員をステーションに送り込むことが出来ます。
既に配置されている調査ステーションに調査員が入った場合、その調査ステーション専属の要員となります。
要員が配置されている調査ステーションがあると、その種類に応じ様々な特殊能力が発生します。
調査ステーションに自分の調査員が2人以上居て、青いハッチが海に面している場合、そこから潜水艦を出せます。
海底探査のフェーズでは、潜水艦を移動して海産物を取得しに行きます。

海産物は主に4種類に分かれています。
・通常の海産物(価値の低い貝~金塊まで)
・アトランティスの遺跡(最後に得点元となる)
・宝箱(すぐにお金が手に入る)
・さらに3歩移動

引き上げるのにも費用が必要です。
より深い海のほうが高得点の海産物があります。
ですが、海溝だけは条件がそろわないと潜水艦を送り込むことが出来ません。






調査ステーションの効果は以下の通り
・調査員の移動歩数増加
・潜水艦の移動歩数増加
・潜水艦のソナー効果増加
・価値の低い貝を取得すると他の海産物が見れる
・宝箱の価値が上がる

同じ項目の複数の調査ステーションで複数の要員が稼動している場合、高効果、高得点となります。

アトランティスの遺跡がある程度見つかったらゲーム終了。
調査ステーションの得点×海産物の合計点で点数を競います。
他人より調査ステーションが多い人は点数が高い3をもらうため、高得点となります。

プレイをしてみた感じ、ちょっとルールが複雑な感じがします。
プレイ中はなれると簡単なのですが、文字にすると余計わかりにくくなっている気がします。
中規模のゲームでミッチリ楽しみたい、という時には良いかもしれません。
慣れてくると箱に書いてある100分くらいのプレイになると思います。

後半になるとお金がカツカツになりますが、お金より調査ステーションの稼動数、海産物の多寡が重要になります。
計画的なステーション建設、潜水艦の運用が勝利への鍵となります。