ネオ

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＝ネオ＝

原題：NEO
会社：奥野かるた店
発売：？年
参考価格：1995円
入手難易度：３
プレイ人数：２人～
プレイ時間：２０～３０分
タイプ：カードゲーム
惑星カードで役作り「Ｎ.Ｅ.Ｏ．」。
太陽系を形作る天体が綺麗なイラストで表現されています。

タイトルは「Nemesis Exceed Orb」の略だそうです。
ネメシスはギリシャ神話の神ですが、他の神同様、星にも関係してきます。

地球に起きた何度もの大絶滅に周期的なものを感じた学者が定期的に地球にやってくる伴星を提唱し、ネメシスと命名しました。
２６００万年周期に近づいてきて、オールトの雲を乱して彗星を降らせ、地球生物の定期的な絶滅をもたらした、というものです。
これは現時点に置いてもまだ仮説であり、該当する星は見つかっていません。

ゲームでは太陽系の星が殆ど登場します。
太陽、月、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。
これらは昼を表す「正」、夜を表す「負」の２パターンがあります。
また、隕石、ブラックホール、オールマイティのネメシスがあります。
これらのカードをシャッフルして５枚ずつ持ち、ゲームスタート。
手番では山札から１枚引き、１枚捨てます。
６枚の役を完成させたらラウンド終了となります。
手札と「他人が捨てたカード」を合計して６枚になればいいため、ゲームが進むにつれ一気に役作成が簡単になります。

役の基本は太陽か月の正負セットと何か。
他の惑星の正負セット２つずつやカードに書かれている順番に並べたりします。
役の中にはボイジャーが通ったルートのカードを揃えるといった粋なものもあります。

誰かが役を完成させたらラウンド終了ですが、他人が捨てたカードで役完成という場合もあるので、同時に複数のプレイヤーが完成することもあります。
この場合、より高い役を完成させた人の勝ちとなります。

役のパターンも様々で高い手を狙いたくなります。



後半になっていくと他人が捨てたカードが増えてくるので全員にチャンスが増えてきます。

これは遊び方の１つで、幾つかの遊び方が用意されているようです。
また、カードがシンプルなため、自分で遊びを考える楽しみもあります。
そして何と言ってもイラストが本当に綺麗です。
勉強ゲームではなく、ちゃんとしたゲームとして遊べる一品です。