深海のYrr

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=深海のYrr=

原題:Der Schwarm
会社:Kosmos
発売:2008年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:60~75分
タイプ:ボードゲーム
海洋ルート作成ゲーム「深海のYrr」。
中期的なルート作成と凶悪な災害の打ち合いゲームです。

タイトルはフランク・シェッツィングの冒険小説をゲーム化したものです。
ゲームでは北極を舞台にしたルート作成ゲームになっています。
盤には北極海と4つの陸地。ここに最初の基地を作ります。

盤の周囲にはラウンド中に使うことが出来るカードが配置されます。
最初はカード取得。全プレイヤー順番にカードを1枚ずつ取っていきます。
一番端はコスト0、1枚飛ばすとコスト1・・・というように、残っているカードを飛び越す場合はコストが掛かります。
端のカードが取られたら、次のカードが端になります。
カードには船、人、基地作成といったものや、津波、カニ、鯨の異常行動といった災害ものがあります。
また、順位カードもあり、次の行動順がこれで決定します。
カード取得はカードがなくなるまで行います。

次にカードを使って行動していきます。
船は基地から出発して0~3マス移動し、通過した海タイルを取得できます。
人は人コマを基地に配置するか、海タイルを海に表向きに配置します。
基地は陸地の新しい場所に基地を作ることが出来ます。

海タイルは2~4方向のルートがあり、これが自分の使えるルートになります。
海タイルを配置したら自分の所有を表すブイを置きます。

災害系のカードは他プレイヤーにダメージを与え、その分自分の点数にすることが出来ます。
津波は船や基地、カニは基地、鯨は船にダメージを与えます。

全てのカードを使ったらラウンド終了。
基地、船、ブイで繋がっている最大のエリアを点数にします。
ブイのある海タイルのルートで繋がってることが前提ですが、船コマがあるマスは4方向に接続していることになっています。

3ラウンド行ったらゲーム終了。






中央のマス(Yrr)に接続しているボーナスや複数陸地の基地をルートで繋げていることでボーナスが入ります。
これらを合計して一番点数の高い人の勝ちとなります。

基本はルートゲームですが、災害を使うタイミングなども重要です。
どんな行動でも出来るオールマイティカードが毎ラウンド1回ずつ使えるので、これを上手く活用することが決め手になります。
海で起きている様々な異変に対応しながら、自分のルートを確立していきましょう。