独ソ電撃戦

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=独ソ電撃戦=

原題:Operation Barbarossa MINSK'41
会社:EPOCH
発売:1981年
参考価格:3500円
入手難易度:4
プレイ人数:2人
プレイ時間:90~180分
タイプ:ボードゲーム

ウォーシミュレーションの2人用「独ソ電撃戦」。
第二次世界大戦のドイツ対ソ連の戦いをテーマにしたゲームです。

プレイヤーは最初にドイツ軍、ソ連軍のどちらかを選びます。
ソ連の土地(ブレスト~ミンスク)のマップで戦います。
最初にソ連軍のプレイヤーが、軍を配置します。
但しソ連軍は部隊の能力を知らない状態で配置します。
戦車、歩兵などマークでわかるのですが、史実と同じように「実際の能力がわかりません」。
このゲームの最大の特徴と思います。ソ連軍は実際の戦闘にならないと強さがわからない。
戦って見ると戦闘能力0、という場合もありますし、そもそも伝達ミスで誰も居なかった(コマの能力のところが何も書いてない)という場合もあります。

ソ連軍が初期配置をしたら、ドイツ軍が配置します。
ドイツ軍は精鋭戦車部隊を中心に非常に強力になっています。

マップには幾つかの大都市、都市が描かれています。
都市ごとに得点があり、それらをどれだけドイツ軍が取れるか、という感じになっています。

ドイツ軍の目的は都市を占領し、補給線を作ってミンスクより東に突破すること。
ソ連軍はそれを阻止するのが目的です。

お互いやることがはっきりしているゲームです。






ソ連軍は非常に弱いのですが、「防御側が地形効果で有利に」ということで守りながら粘ります。
一定ターンで終了するので、都市や山で守りながらドイツ軍の補給線を断ちましょう。
また、戦闘を行ったときに運良く勝ったり相殺が発生すると、ドイツ軍の戦車は高得点となります。
(通常で勝つことは殆ど無いと思います)

ブレスト、ミンスクの大都市は防御力が3倍になるため、強い部隊で守りたいのですが、開けて見ると能力0、ダミーといった弱い部隊だったりします。

ヘックス型のポピュラーなシミュレーションゲームで、初心者向けのようです。
2スタック、ZOCあり。
プレイ時間はセット込みで2時間~3時間くらい。がっつりと戦いたい時にオススメです。