スコットランドヤード

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=スコットランドヤード=

原題:Scotland Yard
会社:Ravensburger
発売:1983年
参考価格:3000円
入手難易度:2
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
1983年大賞
ロンドンを舞台にした追いかけっこゲーム「スコットランドヤード」。
24時間以内にミスターXを捕まえるのが目的です。

タイトルになっている「スコットランドヤード」はイギリスの首都警察のこと。
スコットランド自体を守っているわけではありません。
(由来としてスコットランド大使が関係していた施設の傍にあったという説があります)
ちなみに、現在でもこの愛称で呼ばれているそうです。

ゲームのルールは「警官5人」VS「ミスターX」という構図になっています。
5人プレイ以下の場合、1人で複数人の警官を操ります。
盤には動物園、テームズ川などが描かれ、ロンドンを細かく表現しています。
各マスには「タクシーのみ」「タクシー&バス」「タクシー&バス&地下鉄」の種類があります。
ミスターXは、目線を隠す為の帽子と、ルートを記述するプレートを受け取ります。
警官、ミスターXの登場場所をエリアタイルで決め、警官はその場所にコマを置きます。
ゲームの手順は簡単。ミスターXはどこにいるかわからない状態で始まります。
移動する時に使った移動チケットだけ公開します。これで何を乗ったのかだけわかります。
何ターンかに1回、ミスターXは姿をあらわします。その位置と、使った移動チケットを元に警官は追いかけます。
ミスターXの居るマスに警官が入るか、ミスターXの周りを警官で囲んだら警官側の勝ちとなります。
逆に24ターン逃げ延びたら、ミスターXの勝ちとなります。
警官は5人居るので、効率よくエリアを絞りながら追い詰めていく必要があります。

警官の持っている移動チケットには限りがあり、上手く使っていかないと後半に動きが限定されていきます。
ミスターXは移動チケットに制限が無い他、ブラックチケットという何の乗り物




を使ったのかわからないアイテムもあります。
このブラックチケットを使うことにより、テームズ川での船移動も可能です(ミスターXのみの能力)。
また、ゲームを通して2回だけ、2回連続移動が出来ます。これにより囲まれそうになっても回避が可能です。

ミスターXの逃走ルートを予想しつつ、包囲網を作ってきましょう。
予想がぴったり当たった時、またミスターXで見事に包囲網を抜けた時が爽快です。