建築家

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=建築家(建築士)=

原題:Architekton
会社:Queen Games
発売:2005年
参考価格:3800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人
プレイ時間:35~45分
タイプ:ボードゲーム
周りの土地との調和を図るタイルゲーム「建築家」。
運と流れがゲームを左右するゆったりとしたゲームです。

プレイヤーは数多くの建物を建設することが目的となります。
この際、周りのタイルと合っていないと減点となってしまいます。
タイルには「土地」「建物」の2種類存在します。
土地タイルには「土」「湖」「森」「草原」の4種類。
建物タイルには中央に建物と四辺に土地と同じ種類が描かれています。
準備として、場に土地、建物双方を3枚ずつ出します。
そして初期得点として1点受け取ります。
土地タイルを角のみ接触するように配置してゲームスタート。
プレイヤーは2枚のタイル(任意)を選び、配置して行きます。
この時、どこか一辺以上の絵柄が合うように配置する必要があります。
また、建物に接続するように建物タイルを配置することは出来ません。
建物タイルを配置した場合、自分の所有を表すコマを置きます。
建物の四辺が全て埋まったら得点計算。全てが合っていたら1点貰います。
合っていない辺があったら、その分減点となります。

持っている点数が減点によってなくなった場合、即負けとなります。
これを防ぐために、自分がタイルを置いた後に「コマを引き上げる」ことを選択できます。
引き上げたら減点されずに済みますが、最後の点数計算時に不利となります。




土地、建物のどちらかが無くなったら最終ターン。
横に置いておいた4枚の追加タイルを使って最後のアクションを行います。
(これにより先手番の有利を解消しています)
そして点数計算。
場に出ているコマのうち、一辺しか接続していない建物を排除します。
残った建物のうち、斜めに隣接しているコマ数を数えます。
最大隣接数となるコマ数を現在持っている点数に加え、高いほうが勝ちとなります。

タイルの引きに関しては運の要素がありますが、合わないタイルでの相手への攻撃や最終計算に向けた建設など、戦略的な点もあります。
中々計画通りに行かない状況から最善の策を考え、相手よりも効率のいい建設を目指しましょう。