エスナプール

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=エスナプール=

原題:Eschnapur
会社:Schmidt
発売:1999年
参考価格:4800円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~4人
プレイ時間:55~65分
タイプ:ボードゲーム
謎の黄金寺院遺跡を探検して名誉を勝ち取る「エスナプール」。
奇妙な笑う仏像が勝敗を握っています。

仏像と書いてありますが、見た目は大黒天(でもはげてる?)。
タイトルにあるエスナプールは寺院の名前のようです。15の部屋に神秘が眠っています。
プレイヤーはお金、移動タイル、数字カード、シンボルカードを駆使して部屋の神秘を探っていきます。

手番にはまず、交渉用チップを2枚めくります。
他のプレイヤーがそのチップを巡って入札の競りを行います(1枚に対してのみ)
交渉用チップには数字と効果(お金、移動タイル、数字カード、シンボルカードが手に入る)が描かれています。
交渉が成立したら、売ったほう、買ったほう両方にその効果が発動し、チップは買った人に渡ります。
残った1枚のチップは手番プレイヤーのものとなります。ゲームが進んで交渉チップの数字が12以上になったら数字カードやシンボルカードにすることも出来ます。
誰も買わなかった場合はお金を2だけ貰ってチップは捨てなければなりません。
交渉を行った後、移動タイルで部屋移動、シンボルカードを使って部屋の神秘をめくります。
神秘タイルには大きい数字と小さい数字が書いてあります。小さいほうはめくった人の点数になります。
大きな数字は数字カードを使って競りをします。
一番大きな数字カードを出した人は数字をそのまま点数にし、数字カードに描かれているお金を支払います。
一番少ない数字カードを出した人はその神秘タイルと、数字カードに描かれているお金を受け取ります。
また、この時にパスカードを出すとお金を受け取れます。
パスカード以外は全て使い捨てとなります。
この方法で点数を貰っていきます。ゲーム中、単独ビリになった人には笑う仏像がやってきます。
笑う仏像を持っている人は取得点数が2倍になります。

手番を通して、お金で移動タイル、数字カード、シンボルカードを買うことが出来ます。
15の部屋の神秘のうち、13つがめくられたらゲーム終了。
最後に持っている神秘タイル数を見比べ、一番多い人に12点、一番少ない人にマイナス6点が入ります。
多い人、少ない人のボーナスは同点だった場合、割ります。
(ここでは笑う仏像の効果は発揮しません)






点数の合計で一番高い人の勝ちとなります。

点数を取得するには、お金、移動タイル、数字、シンボルカードがバランスよく必要です。
効率のいい運用の為、交渉チップの売買を上手く利用しましょう。
アイテムは多いのですが、ルールが比較的シンプルなエスナプール。
笑う仏像の助けを借りて最高の名誉を手に入れましょう。