エデン

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=エデン=

原題:Eden
会社:kosmos
発売:2001年
参考価格:2700円
入手難易度:3
プレイ人数:3人~4人
プレイ時間:40~60分
タイプ:ボードゲーム
土地の開墾と奪い合いのゲーム「エデン」。
カードの引きとチキンレースのような競奪い合いが特徴的です。

エデンは楽園、理想郷といった言葉の代名詞で、旧約聖書の創世記に登場します。
アダムとイブは管理者として登場しますが、善悪の知識の木の実を食べてしまった事で追放されます。
様々な物語でもキーパーツとして登場しますが、大抵争いの種ともなっています。
このゲームでも、土地を奪い合うというテーマの奥にそういった流れが見えます。

ゲームの目的は自分の所有する土地を増やす事。そのために灌漑や開墾、土地の奪い合いを行います。
盤には記号が振ってあり、それに対応する灌漑カードがあります。
そして2マス~4マスの開墾カード、お金に相当するマナカードがあります。
手番では、灌漑か開墾を行います。
灌漑は対応するマスにレベル1の土地を置き、隣接するマスへ攻撃する事が出来ます。
攻撃は範囲を決め、相手の土地と自分の今置いた土地をマナで競を行います。
先に納得したほうが相手の言い値を貰い、土地を引き渡します。
開墾は対応するマスの形に自分が土地を所有している時のみ、プレイ可能です。自分の土地のレベルを引き上げる事が出来ます。

レベルが上がると、マナの固定収入が高くなるほか、攻撃に対して非常に有効です。
攻撃する場合、土地のレベルが上がるほど、支払うマナが大きくなります。

土地レベルの合計が20に達したプレイヤーが現れた時点でゲーム終了、そのプレイヤーの勝ちとなります。
3人でプレイするとさらっとした展開になってしまいます。
攻撃する為には隣接する土地の灌漑カードが必要な為、後半に成るに従って攻撃がしづらくなります。




地道に土地の開発をしていくか、奪い合いの流れに巻き込まれるか。
灌漑カードのマス目により展開が変わっていくゲームです。