アントラーアイランド

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原題:Antler Island
会社:Fragor
発売:2007年
参考価格:8000円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~4人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
仁義無き鹿の発情ゲーム「アントラーアイランド」。
雌鹿目指して、島を駆けずり回ります。

アントラーとは雄鹿の枝角のことのようです。
ゲームの目的は多くの雌鹿をこます(交尾する)こと。
(子供や潔癖な方向けには、キスすると説明してください、と説明書に書いてありました)

盤は3段の高さがあり、各地が区切られています。
3人プレイでは使わない部分を上書きする為の盤もあります。
プレイヤーのスタート地点、雌鹿、餌の場所をサイコロで決めます。
プレイヤーは鹿プレート、2本の角、1つの食料を受け取ります。
1~3、「X」「-」のタイルを受け取ります。

ラウンドの最初に、鹿プレートに書かれているアクションの場所に、タイルを配置して行きます。
アクションは移動、発情、餌食べ、角バージョンアップがあります。
スタートプレイヤーから、配置したタイルの数字の少ない順番にプレイして行きます。
(Xだけ特殊で、どのタイミングでもXを選ぶことも出来ます)

このシステムにより、他の人が何をやる予定なのか、何となくわかります。
その代わり順番が見えないため、騙されるかもしれません。「-」はダミーです。

移動はどこか1歩移動します。沼地には入れません。
発情は同じマスに居る雌鹿をこまして点数にします。
餌はその場にある餌(1~3)を全て取得できます。




角バージョンアップは、持っている餌を使って角を増やします。
角が一定に達したら、特殊タイルを貰えます。

移動中、他のプレイヤーの居るマスに入ったら、戦闘開始。
入った側から、餌を裏向きでどれだけ使うか選びます。
入られたプレイヤーは逃げるか戦うか選びます。
戦う場合には、角数+餌ポイントで多いほうが勝ちとなります。
負けた側は角が1本折れ、他のマスに逃げ、罵られます。
(罵って下さい、とルールに書いてありました)

全員がアクションを全てし終わったら、雌鹿の移動や追加、餌の追加があります。
そしてまたアクションを選択・・・と繰り返して行きます。

誰かが規定数こましたら、ゲーム終了。
こました数+どの高さのマスに居るかボーナスを足して多いほうの勝ちとなります。
但し、戦いに一度以上勝っている事が条件です。

アクションの選択と他人の動向、どこに行けば餌や雌が多いのか。
選択項目はシンプルですが、駆け引きが見え隠れするゲームです。