グランドナショナルダービー

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=グランドナショナルダービー=

原題:Grand National Derby
会社:Piatnik
発売:1996年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~5人
プレイ時間:30~40分
タイプ:カードゲーム
絶版
競馬の障害レースをテーマにしたカードゲーム「グランドナショナルダービー」。
トップを予想するのではなく、完走する馬を予想するゲームです。

タイトルとなっている、グランドナショナルはイギリスの障害レース。
日本ではそれを基にした中山大障害(J・G1)があります。
このゲームでは実際の障害よりも少ない、5回の障害があります。
プレイヤーは8頭の馬から、「5回の柵超えで落馬しない馬」を予想します。
賭けチップが4枚。自分の手番で賭けるか賭けないか決められます。
各馬はカードで走らせますが、カードの能力は同じです。
(同点だった場合、内側が有利なため、その点だけが馬の能力値と言えます)
プレイヤーは自分の手番が着たら、馬の色と同じカードを出します。
カードには数字が書いてあり、一番数字の低い馬が落馬します。
同じ色のカードを出すと前の数字を上書きすることが出来ます。
また、黒い色のカードはオールマイティなので、どの馬にも使えます。
カードを出した後、チップがあれば賭けることが出来ます。
障害を越えるたびにチップの配当が下がります。
また、障害を越えるまでは同じ場所に1枚しか賭けられない為、早い者勝ちとなります。
(4つの障害を越えたら賭けられなくなります)


落馬していない馬全てに対し、カードが出されたらその時点で障害超えが発生します。
一番数字の低い馬が落馬扱いとなります。落馬した馬のカードを持っている場合は交換することが出来ます。
これを5つの障害分プレイし、生き残っていた馬に賭けているチップの得点計算をします。
早く賭けたチップほど高い配当。
チップと配当を計算し、一番点数の高い人が勝ちとなります。

馬のカードに限りがあるため、自分の賭けている馬の値を強くするよりも、
「他人の馬を早いこと落馬確定」にすることが重要です。
またカードに限りがあるので、カードを前半で使い果たすとオールマイティ頼みになる可能性もあります。
一点集中で賭けるよりは、リスク分散でチップを賭けるのが得策かもしれません。
早いうちの賭けは高得点の代わりに他の人から邪魔されやすい。
毎回の障害時に最低点でなければ越えられる、という点でバランスよく攻めましょう。


※このゲームを元にして、「タイタンジアリーナ) 」、「(ギャラクシー」があります。