黄金の羅針盤

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=黄金の羅針盤=

原題:Der Goldene Kompass
会社:Kosmos
発売:2007年
参考価格:6800円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:50~70分
タイプ:ボードゲーム
カード移動の双六型ゲーム「黄金の羅針盤」。
目的はゴールまでに友達を3人作ることです。

小説、ライラの冒険シリーズの第一作目、黄金の羅針盤をモチーフにしたゲームです。
カーネギー賞受賞作であり、映画化された作品のボードゲーム化です。
作品に起因するキャラクターやアイテムが出てきます。

盤はゴールまで一本道の双六型。オックスフォードから北極までの道のりです。
ある程度の感覚で街が存在します。プレイヤーはカードを利用して進みます。
カードにはプレイヤーの色と1~3の数字が書かれています。
マスには4種類の経験が描かれています。これを貯めていくことが当面の目的です。

手番ではカードを出し、その数字分進みます。前に他のプレイヤーがいる場合、飛び越します。
そしてそのマスに描かれている経験を積みます。
街に丁度到着した場合、特殊カードをもらえたり、好きな経験をすることが出来ます。
進んで行き、序盤最後の街「Fens」を過ぎてから、カードの出し方に制約が発生します。
1位の場合、自分の色のカードのみ、2以下の場合、自分より前にいるプレイヤーのカードしか出すことが出来なくなります。

全員移動したら、今いる順位の枚数分、カードを貰います。
どのプレイヤーのカード山から取ってもかまいません。




ある程度経験がたまってくると、友達カードを貰うことが出来ます。
これにより旅が楽になり、進みやすくなります。
友達を3人作った状態で、北極のゴールに到着できたら勝ちとなります。

カードによる移動ですが、そのカードの使い方、取得方法が面白いです。
マスで得れる経験を考えつつ、カードを使っていきましょう。独走をしても取得カード枚数が減るため、すぐに追いつかれます。
映画を知っていても知らなくても楽しめるゲームです。