1856

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原題:1856
会社:Myfair
発売:1995年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:240~360分
タイプ:ボードゲーム
カナダを舞台にした鉄道の18xx系シリーズ「1856」。
様々な要素が入り混じったシステムになっています。

舞台は、1830に出てくるエリーの少し上の一部を拡大した感じです。
そこに幾つかの会社がひしめき合っています。

基本的なシステムは18xx系と同じです。
株式ラウンドで子会社や株売買。
運営ラウンドで会社の運営をしていきます。
ルールの細かい点で違うところがありますが、大まかには同じシステムです。

このゲームでは、プレイヤーが最初に持っている資金が若干少なくなっています。
その代わり、会社設立に必要な株数も
「会社運営開始時に売っている列車の数字」しか必要ありません。
これにより、最初は2、後になって3,4・・・と設立必要株%も変わります。
但し、資本も売られた分しかありません。50%で頭打ちになり、盤上にあるその会社の目的地に線路が繋がったら残りを受け取る権利が発生します。

そして最大の特徴は、1運営ラウンドに1回、会社が借金できます。
上限は全プレイヤー保持株数まで。但し毎回利子が1割掛かります。

6の列車が出たら、借金会社の国鉄化が始まります。
借金が払えない会社の電車やあまり資金を譲渡し、株を国鉄と交換出来ます。
国鉄株は枚数が多いものの、上限があるために交換できずに紙くず株になることもあります。

他の特徴としては、ドットタイルが緑にアップグレードしたり、ダウングレードもあります。
そして大都市のトロント、ハミルトンには茶の上の灰タイルがあります。

銀行かプレイヤーが破産したらゲーム終了。
手持ち資金と株資産で一番お金を持っている人の勝ちとなります。






借金制度と困ったら国営化があるため、比較的安全な運営になります。
子会社には特定位置の収入を増やすアイテムが売れるものもあります。
小額スタートで徐々に資金が入る為、ちょっと違った18xx系といった印象があります。