リネイチャー

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【リネイチャー】

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クラマー&キースリングコンビのタイル配置で木を植えるという自然に優しいゲーム。動物を呼んで木を植えてっていうテーマや雰囲気とは裏腹に、中々にシビアなゲームでもありました。

原題:Renature
会社:Deep Print Games
発売:2020年
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45〜60分

マップにはタイルが置ける場所は最初から決まっています。タイルは「ドミノ」と表現され、絵が2つ書かれています。配置するときは隣接絵が一致するようにしか置けないんですが、オールマイティを変更できるというのがいい感じに制限とテンポに影響していました。

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木は4種類。面白いのは最初から全プレイヤーが「誰でもない木(生成り色)」を持っていること。これはシステム的にかなりの他プレイヤー攻撃を行う要素があります。

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動物を配置すると、その隣接の茶色いところが空いていたらそこに木を植えられます(タイルは茶色には置けません)。茶色の周りが封鎖されたらそこの木で点数計算ですが、生成り色も順位を持ちます。

よって「他人がトップだから生成りをトップにしよう」というプレイが割と簡単に発生します。しかも生成りは順位的点数は入りませんが「プレイヤーが配置するときの点数は入る」という仕組みなので置くことの罪悪感があんまりない。かなり先進的なシステム。

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ゲームが進んでくるとこんな見た目になって賑わっています。一番点数の高い場所は塞ぐのも大変かなと思いましたが、結局そこまで簡単に埋まりました。なのでそこに手つけしてなかったのが痛くて惨敗。

攻撃と防御が一手に混ざり、そして見た目がほんわか。ドイツゲームっぽいドイツゲームのプレイ感でした。