【カートグラファーズ】

いい感じに土地を埋めていく、地形はめ込み紙ペンゲーム、カートグラファーズ。2020年SdJエキスパートノミネート作品です（6月現時点）。

原題：Cartographers a Roll Player Tale
会社：Thunderworks Games
発売：2019年
プレイ人数：1～100人
プレイ時間：35～40分

タイトルの意味はストレートに「地図製作者」。確かに地図を制作するんですが、割と好き勝手に作っていきます。春夏秋冬4季節で、各季節にお題が2つ（お題自体は合計4つなので、1お題が2季節に跨ります）。

システムとしては探検カードをめくる、全員でそのカードの内容を書く（だいたい2種類の選択肢がある）、というもの。なのでプレイ順差は全くありません。

お題の内容によって展開はかなり変わりますが、条件は全員一緒なのでどう攻めていくかがポイント。山の周りを埋めると点数になるのですが、これを早いうちに狙いつつ、出てきたカードにいい感じに合わせる流れです。

このゲームの面白いところは、モンスターカードが出てくると「他人のマップに損するように書き込む」という点。一人ゲーじゃない楽しみをいい感じにあわらしています。

各季節何枚カードが出てくるのかも、カードにある時間総数で決まるので、サクサクランダム感があっていい感じ。

実際プレイしてみると悩ましいのが本当に多く、小さい選択肢の連続という、良作でした。