モニュメント

投稿日:

=モニュメント=

原題:Monuments
会社:Abacus/Mayfair
発売:2008年
参考価格:4500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:45~60分
タイプ:ボードゲーム
11の世界的建築を舞台にしたゲーム「モニュメント」。
建築をしても後世の歴史家に研究されないと価値が低いというシステムです。

ゲームに登場するのは、日本では世界七不思議で有名なピラミッドやロードスの巨人像など。
これにペトラやコロッセウムなどを追加して11にしています。
遺跡に関連するカードがあり、数字や3種類のマークが描かれています。
最初に何枚かカードを配った状態でゲームスタート。
手番では「カードを引く」「カードを出して建築」「歴史家を使って研究する」を選べます。
カードを引く場合、場に出ている3枚か、山札を選んでカードを2枚獲得します。

建築は同種のカードを2枚以上出すことで行え、1つの種類は全員合わせて2人しか建築できません。
(建築2人目はカードが3枚以上必要です)
また、自分が既に建築した場所にカードを上乗せしすることも出来ます。

カードを引くか建築のときは、同じ「マーク」のカードを2枚出すことで追加手番や点数獲得が行えます。

歴史家を使った研究は、自分以外の人が2枚以上の遺跡を持っていることが条件です。
他プレイヤーの2枚以上の遺跡全てから1枚ずつ、カードを破棄します。
そしてそれぞれの遺跡の価値を破棄カード枚数分上げ、破棄した全枚数を歴史家のポイントとします。




ゲーム終了時に歴史家コマは残っていると大きなマイナスとなるため、上手いタイミングで使うことが必要です。

山札からカードが無くなり、場に補充できなくなったらゲーム終了。
各遺跡の枚数を見て多いプレイヤー(同数は数字の大きいカードを持つ人)に1位の点数。
もう1人に2位の点数を渡します。1人しか建てて居ない場合、高得点になります。
これに歴史家コマの点数、更に歴史家コマの順位でボーナスを居れ、これらを合計して一番高い人の勝ちとなります。

自分の集めている遺跡は点数が上がって欲しいため、他の人との間を見計らいます。
カードの集め方と歴史家コマを使うタイミングが重要。
駆け引きが濃厚な割に1プレイが短いため、サクサクとプレイ出来る手軽なゲームです。
また、2人プレイの場合、1人で2色を担当し、低い点数の方を自分の得点とします。
これにより、2色を平等に建築したり歴史家に研究させる必要があります。