魔法の掃除機

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=魔法の掃除機=

原題:Zauber Stauber
会社:kosmos
発売:2005年
参考価格:3800円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:350~50分
タイプ:ボードゲーム
ルート作成の不思議なゲーム「魔法の掃除機」。
アナログゲームの特徴が良く出ているゲームです。

プレイヤーは魔法使いとなり、シナリオの条件をクリアすることが目的です。
最近の魔法使いは箒ではなく掃除機で飛ぶそうです。
飛ぶルートをプログラムし、正確に飛ぶ必要があります。

ゲームには簡単なものから、上級編まで幾つかのシナリオに分かれています。
猫にたどり着く、猫を抱えながら一定歩数逃げる、コース移動勝負、目的キャラへの突撃など。
盤は無く、幾つかの城コマが障害物として存在します。
プレイヤーは初期位置を彗星と呼ばれるコマで表し、そこの前に自分のコマを置きます。
コマはちょっと縦長になっています。
そして魔法の本タイルを受け取り、ゲームスタート。

移動方法は、魔法の本に移動タイルを配置(プログラム)していきます。
移動タイルはスローカーブからクイックカーブまで多種にわたっていますが、まっすぐはありません。
魔法の本には5つまでのプログラムが出来ます。
手番では、移動タイルをプログラムするか、プログラムした移動タイルを元に飛ぶかを選びます。
飛ぶ場合には、自分のコマをどかして彗星から移動タイルを方向も変えず置いていきます。
複数プログラムしたら、全て配置しなければなりません。

移動の最中、障害物や他のプレイヤーのコマに当たった場合はスタートに戻されます。
目的を成功するまで、各プレイヤーはこの手順を繰り返します。
中級編からはなんとバックも出来ます。

カーブの感じが思ったよりもつかめず、最初は上手く飛べません。




ですがそれがアナログゲームのいいところ。
プレイを進めるごとに何となく距離感や曲がり具合に慣れてきて、飛べるようになってきます。
掃除機を駆使して、現代の魔法使いの飛びっぷりを表現しましょう。