魔界のコックさん

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＝魔界のコックさん＝

原題：In teufel kuche
会社：FX Schmid
発売：1993年
参考価格：6500円
入手難易度：２
プレイ人数：２人～４人
プレイ時間：２５～３５分
タイプ：ボードゲーム
絶版
魔王の腹を満たすために魔界のコックが鍋を運ぶというゲーム。

２～４人プレイで色を選び、３人のコックをスタート地点に配置。
他人に知られないようにして鍋の具材を選択し、対応する鍋をマップに適当に配置。
具には１，３，５，牛乳瓶が書いてあります。
ゲームはさいころを２つ振り、出た目分移動可能。
さいころは１，２，３，「羽」が割り振られていて、羽は０で数えます。
羽が２個同時に出たら好きなところへ瞬間移動が可能です。

出目で移動し、鍋を自分のキッチンに運んで得点を得ます。
自分のでも他人のでも良いので、１０点を作ったら勝ち。
逆にいうと、自分のでは全部あわせても９点にしかならないので、どうやっても他人の鍋が必要です。
牛乳瓶を持っていくと、魔王の逆鱗に触れてコックがゲームから永久除外されます。

他人のコックと隣り合った場合、戦うことが出来ます。
戦い方は鍋のボタンを押すだけ。
押して魔王が出てきたら戦いに勝ちます。
攻撃を仕掛けた方が先攻として１回、仕掛けられたほうが後攻として２回、それでも出なかったら先攻が３回、後攻が４回・・・と出るまで回数を増やして行きます。
一発で出たり、なかなかでなかったり、ちゃんとランダムになっている感じがします。
負けたコックは帽子を奪われます。
帽子がない状態で戦闘に負けると、ゲームから永久除外されます。
基本的には「他人の高得点鍋を奪う」「自分の牛乳瓶を騙して奪





わせる」というブラフゲーム。
ただしさいころでの移動歩数で大きく左右するので、そういう意味では運ゲームになってしまう。

２人プレイでやってみたのですが、さいころ振りの先行逃げ切りゲームになってしまいました。
ギミックには凝っているのですが、どうもさいころを振って終わった、という感じになってしまいました。
ちなみに、全員９点にした状態だと引き分けになるんでしょうか。