ホリデイAG

投稿日:

ホリデイAG

原題:Holiday AG
会社:FX Schmid
発売:1990年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~6人
プレイ時間:5~10分
タイプ:ボードゲーム
絶版
1975年にASSから発売された「大当たり(Coup)」というゲームのリメイク。

旅行代理店となって、世界各地に人を送り込む「ホリデイAG」。
2~6人用。クラマーの1990年のゲームです。

ゲームの目的は旅行代理店となって観光客を送り込み、予定した観光地を盛り上げること。
アイテムは以下の通り。
・盤(5箇所の観光地域)
・スーツケースコマ
・観光地域チップ(5種類)
・ツアーカード
・オプションカード

盤には5箇所の観光地があり、それぞれ1~20のツアー場所に分かれています。
ツアーカードはそれに対応するようになっており、全100箇所と対になっています。
また、観光地に対応するチップがあります。これが影響度合いを表します。
ゲーム準備としてツアーカードをよく切り山にして8枚表にします。
その8枚に対応する観光地にスーツケースを置いていきます。
スーツケースが置かれたら「観光客が行った」ことになります。
プレイヤーにツアーカード、オプションカードを配ってゲームスタート。

プレイヤーは自分の手番に以下のプレイを行います。
・観光地域チップを任意に2枚受け取る
・ツアーカードを2枚出す

観光地域チップは最後の得点計算の時に使います。
人が沢山行っている、有望な観光地のチップを集めましょう。
この時、オプションカードを使うことで2つ更に追加してもらうことが出来ます。
(3人以下のプレイヤー数の場合、オプションカードは2枚ずつ)

次にツアーカードを任意に2枚出し、そこに対応する場所にスーツケースコマを置きます。




スーツケースコマが配置されたマスが連続するほど、魅力的な観光地ということで高得点になります。

どこかの観光地が10箇所連続でつながった場合、ゲーム終了。
5箇所以上がつながった場合、繋がった数×観光地のチップが得点となります。
(4箇所以下の場合、得点にはなりません。複数ある場合は一番長い箇所で計算します)
全ての観光地の合計得点で一番高い人が勝ちとなります。

シンプルでルールも説明しやすく、カードを使う、使わないという戦略性もあります。
若干、スーツケースコマがプラスチックだかゴムだかの匂いがします。