ファラオの黄金

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=ファラオの黄金=

原題:Das Gold des Pharao
会社:Identity Games
発売:2007年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:40~60分
タイプ:ボードゲーム
探索と発見のルートゲーム「ファラオと黄金」。
博士と助手のコンビで財宝を探して運びましょう。

このゲーム、コンポーネントがやたら豪華です。
箱は缶。コマも作りこまれており、黄金のマスクやカメラも作りこんであります。
目的はピラミッドの財宝の部屋の発見と、そこにある財宝の運び出しです。

手番では3アクションポイントを好きに使って行動します。
博士、助手の2つのコマがありますが、どう振り分けを行っても構いません。
出来ることは1タイル移動、博士による隣接タイルのオープン。
オープンしたタイルは向きを好きに決めて配置できます。
助手はタイルをオープンできない代わりに自分が乗っているタイルか隣接タイルの向きを変えられます。

また、助手は自分の居るマスにランタンを置く(置いてあるのを拾う)ことができます。
自分のランタンのあるマスでは博士、助手とも移動歩数が0になります。
ランタンが連続して置いてあれば、1アクションで遠くまで移動できます。

博士がタイルをオープンしたときに、財宝の部屋だった場合、まずカメラで写真を撮ります。
写真タイルには財宝の数と呪いが描かれています(写真タイル自体も点数になります)。

呪いはミイラと虫の2種類。ミイラは出口までの最短ルートにいる全ての人コマをスタートに戻します。
虫は出口までの最短ルートのランタンを全て壊します。




財宝はその場に置いてあり、博士がそのマスに入ることで持てます。
博士をスタートまで運んだら財宝を確保することが出来ます。
運んでいる途中であれば、博士コマで他人の財宝を奪うことも出来ます。

最後の財宝が現れたら、黄金のマスクの発見とピラミッド最大の呪いが発動します。
以降、最後の財宝を発見したプレイヤーの番が来るたびに、部屋がドンドン崩壊していきます。
最初は剤後の財宝のタイル、次にそのタイルに隣接(斜めも)するタイル・・・と無くなっていきます。
全プレイヤーのコマがスタートに逃げ帰るか、崩壊に巻き込まれたらゲーム終了。

持っている財宝、写真タイルを合計します。逃げ切れなかったコマは減点になります。
合計の一番高い人の勝ちとなります(黄金のマスクは高得点です)。

基本はタイル捲りのルートゲームなのですが、他人の財宝を横取りしたり、タイルを回して邪魔したりと直接影響の多いゲームです。
効率よくルートを作っても、ミイラや虫の呪いで上手く行かないことも。
未知の遺跡を発掘する雰囲気の味わえるゲームです。