バッファロー(バイソン将棋)

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=バッファロー=

原題:Buffalo
会社:Piatnik
発売:1975年
参考価格:3600円
入手難易度:4
プレイ人数:2人
プレイ時間:25~35分
タイプ:ボードゲーム
絶版
ランドルフ作、2人プレイのお手軽ゲーム「バッファロー」。
バッファロー側、酋長側に別れて遊びます。

盤を見ると2本の川。バッファローは川の向こう側に11匹います。
酋長は川の手前中央に配置。そして両脇には2匹ずつ、計4匹の犬を置きます。

初期設定が終わったらゲームスタート。
バッファロー側から始めます。
勝利目的は
・バッファロー側:1匹でも良いから対岸の川を越える
・酋長側:バッファローの川越阻止

動きとしては、
・バッファロー:前に1歩(将棋の歩)
・犬:縦横斜めにどこまででも移動(チェスのクイーン)
・酋長:縦横斜めに1歩(将棋の王)

犬、酋長が前に居ると、バッファローは前に移動出来ません。
犬はどこまででも行けて、バッファローの邪魔が可能。
酋長は動きが遅い代わりに同マスに移動でバッファローを捕獲することが出来る。

バッファローが最初に陣取っている川に犬、酋長が移動することは出来ません。

ゲームのルールはこれだけ。
バッファローは他のコマを犠牲にしながらとにかく1匹の突破を目指します。
酋長側は犬を駆使してバッファローを止めつつ、どんどん捕獲していきます。




バッファローが前にしか進めないので、1プレイは短く終わります。
ハンデとして、バッファローが勝ったらスタートコマを1つずつ減らしていく。
酋長が勝ったらバッファローが1ターンに2匹動かせる、という遊び方もあると説明書に書いてありました。

動きの限定された、詰め将棋のような感じでプレイ出来ます。
動き種類が3つしかないため、簡単に覚えられます。

プレイした感じだと、バッファロー側の方が若干有利な感じがしました。
頑張って川を越えましょう。

※2017年11月9日注記:記事を作った当時は絶版であり入手が難しかったのですが、ピアトニック2版の「バイソン」が2017年に日本語版「バイソン将棋」として復活しました(他、多数のバージョンあり:BGG