ハイボルテージ

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=ハイボルテージ=

原題:High Voltage
会社:Post Scriptum
発売:2006年
参考価格:4200円
入手難易度:4
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
送電タイルゲーム「ハイボルテージ」。
目の前の点数と勝負どころの行き方が重要なゲームです。

場には7×7にタイルが敷き詰められ、中央のみ空いています。
端には送電所が配置されています。タイルを捲ってこれらを繋ぐことが目的です。
ゲームでは4色の会社が出てきますが、誰がどの会社を担当しているか、本人しかわかりません。
手番ではタイルを1枚とり、空いている2ヶ所のどこかに表向きに配置するか、既に表になっているタイルを回転させます。
配置や回転で端タイル同士を繋げるルートが完成したら得点計算。
ルートに使われている電線の会社に、通っている電線分と送電所分の点数が入ります。
また、長いルートを作れば、ルート完成者にもボーナスが入ります。

一度通電したルートは、「高電圧」マーカーを置きます。
誰かがルートに使い、高電圧になっているタイルも他でルートに使うことが出来ますが、制限があります。
また、高電圧の状態から更に通電すると「危険」状態になり、そのタイルはそれ以降使用できなくなります。

表タイルの入れ替えが行えるアクション権利。
連続2手番、危険状態タイルの移動などが行える特別アクション権利があります。
これらを効果的に使うことで、予想していなかった高得点のルートを作り出すこともありえます。




全てのタイルがオープンになるか、高電圧のマーカーが無くなったらゲーム終了。
各自担当している会社をオープンし、ルートボーナスを足して一番高い人の勝ちとなります。

簡単なルートゲームですが、他人に美味しいところを持っていかれないため、直前状態にしない、というのが序盤のせめぎ合いです。
その後は豪華なルートでの点の取り合いから、終盤にはルートに出来そうな場所の取り合いとゲーム中に状況が変化していきます。
アクション、特別アクションを上手く使って、上手く先に動きましょう。