ニワトリ大混戦

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=ニワトリ大混戦=

原題:Hennen Rennen
会社:Piatnik
発売:2004年
参考価格:4200円
入手難易度:4
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:10~20分
タイプ:カードゲーム
カードを出すだけで悩ましい展開「ニワトリ大混戦」。
強いカードを持っているだけでは勝てません。

ゲームで使うカードは1~100の数字が割り振られています。
各自7枚の山札と3枚の手札を持ってゲームスタート。残ったカードはゲームから除外するため、どのカードが抜けたのかわかりません。
また、自分の山札も裏向きに配り、見ることが出来ません。

10ラウンドゲームを行い、梯子の盤にカードを配置していきます。
一番最初のラウンドのみ全員一斉にカードを出します。
出されたカードのうち、「2番目に高い数字」の人がそのカードを盤に配置し、自分のコマを上に載せます。
以降、権利が発生した人からカードを1枚ずつ出し、全員1枚ずつ出したらまた「2番目に高い数字」のカードを出した人がカード配置権利を得ていきます。
カードを配置する時は、どこに配置しても構いません。盤は梯子の上方、下方とあり、マスにより点数があります。
外のカードが配置してあるマスに置く場合、もと置いてあるカードより数字が高いことが条件です。
この場合、元にあったカードは下に押し出され、そこにカードがあったらさらに判定していきます。
これにより、ゲーム後半では連鎖的に押し出しが発生し、カードが少しずつソートされていくようになります。

自分が配置したカードが押し出されて下に移動するたびペナルティを受けます。
カードの持ち主が、移動マス分のチップを払います。
また、梯子は一番下より落ちた場合、


マイナス5点となり大きなペナルティを受けます。

10ラウンド行ったらゲーム終了。
受けたペナルティにカードが置いてあるマスの合計を足し、一番高い人の勝ちとなります。

このゲームでは少ないカード情報と「2番目に高い数字」という面白い条件があります。
この条件は持っているカードによって権利発生者を選ぶことが行いやすくなります。
後半にローカードで権利を受けたら配置が厳しいため、権利を獲得しないのも重要になります。

カードがある程度は位置されてくる後半が勝負の決め手。
上手く立ち回って高い位置を獲得しましょう。