天空の巨人

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＝天空の巨人（エアシップス）＝

原題：Giganten der Lufte
会社：Queen Games
発売：2007年
参考価格：4200円
入手難易度：３
プレイ人数：２～４人
プレイ時間：５０～６０分
タイプ：ボードゲーム
飛行船を作って飛ばそうゲーム「天空の巨人」。
サイコロの目でパーツを手に入れていくゲームです。

テーマは飛行船「ヒンデンブルク号」の建設です。
世界一周に成功したツェッペリン号の後継機で飛行船黄金時代に作成されました。
後に爆発事故を起こした悲劇的な飛行船としても有名であります。

ゲームには白、赤、黒の３種類のサイコロが出てきます。
それぞれ存在する目が違っており、黒になると８といった高いものもあります。
場には４ヶ所の建設予定の飛行船と６種類のパーツ置き場があります。
プレイヤーはパーツ１つと元々持っている能力（白１つ）でパーツを集めていきます。
パーツ取得には、そこに描かれているサイコロで、横にある数字以上を出す必要があります。
決まったサイコロを決まった数だけしか使えません。

序盤は白しかないのですが、途中から赤、黒のサイコロが登場してきます。
パーツを手に入れることでそれらのサイコロを手に入れたり、持っているサイコロの権利を他の色に変えるパーツもあります。
（白３つで黒１つに交換できる権利など）

パーツは同じ種類を手に入れたらカードを上乗せしていきます。
一番上のカードしか有効ではありません。
パーツと同じ要領で飛行船も作ることが出来ます。飛行船建設に成功したら、全ての目に＋１出来る飛行船コマが貰えます。



また、飛行船カードは最後に点数になります。

４ヶ所の飛行船のどれかの山が無くなったら、ヒンデンブルク号の建設にチャレンジできます。
サイコロの種類が必要な上、難易度も結構高くなっています。
ヒンデンブルク号が完成するか（４回掛かる）、４ヶ所の飛行船山が全て１枚以下になったらゲーム終了。
飛行船作成や、一部のパーツの点数を合計して、一番高い人の勝ちとなります。

序盤はまったりですが、中盤からパーツを取得するのも難しくなります。
後半はサイコロの目の運とうまいパーツ集めが重要になってきます。
サイコロゲームのさっくりとした感じを残しつつ、構築の楽しみのあるゲームです。