ディプロマシー

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=ディプロマシー=

原題:Diplomacy
会社:Avalon Hill
発売:1959年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~7人
プレイ時間:200~280分
タイプ:ボードゲーム
絶版
外交と戦略のシンプルなゲーム「ディプロマシー」。
ルールがシンプルな為、外交交渉や読みが高度に必要になっています。

タイトルの「ディプロマシー(外交)」が物語る通り、ゲームのメインテーマは外交。
第一次世界大戦直前のヨーロッパを舞台にゲームは展開します。
登場する国はイギリス、ドイツ、ロシア、トルコ、イタリア、フランス。
そして当時連合国家だったオーストリア・ハンガリー。この7カ国が舞台となります。
プレイヤーはどれか1国を担当します。
盤には陸地、海域があり、陸地の要所には補給基地が存在します。
所持している要所数=軍事国力ということで、その数分の陸軍か海軍を持っています。
ゲームは半年を1ターンとして、○○年春、○○年秋、という形で進みます。

このゲームの特徴は外交時間が予め設定され、時間内にフリーで動き回って交渉することです。
場合によっては別室だったり、筆談をしたりします。
これで戦略方針を決めたら、紙に自軍の行動を記述します。
記述できる行動は「移動」「保留」「支援」。海軍のみ「輸送」があります。
どこの地域の軍が何の行動をどこの地域に向かって行うか、を記述します。
このゲームは移動自体が戦闘です。一つの地域には1つの軍しか入れません。
複数の軍がかち合ったら戦闘で、数が少ないほうがその地域から撤退します。
自分の軍でも同じ地域に居られない為、隣の地域から支援することで戦力とします。

秋の時点で他の軍の補給基地を取ったら自分の軍が増えます。
取られた方は軍が維持できない為、減らさなければなりません。






これを規定ターン数行い(又は何国か滅亡など、条件を先に設定して)国力の一番多い人の勝ちとなります。
外交がメインのゲームの為、プレイ時間が非常に長くなる傾向にあります。外交時間は10分とか決めてプレイすると良いかもしれません。
運の要素は最初の国決めだけと言っても過言ではなく、後は外交と戦略の腕次第。
中央に挟まれて若干不利なオーストリア・ハンガリーや海を支配しやすいイギリスなど、国によって特徴があります。
このゲームでは大きくなると回りから叩かれるという特徴もあり、国力の弱い場所、囲まれている場所がそのまま不利になるとは限りません。
ルールは簡単ですが、故にユーザーがゲームのバランスを取る仕組みになっています。
全国分居ないと中々ゲームのバランスが悪い為、是非7人でのプレイをオススメします。