釣りに行こう!

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=釣りに行こう!=

原題:Petri Heil!
会社:kosmos
発売:2005年
参考価格:3500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人
プレイ時間:30~40分
タイプ:ボードゲーム
コスモスの2人用つりゲーム「釣りに行こう」。
読みと勘と度胸で魚を釣っていきます。

ドイツ語のタイトルである「Petri Heil!」。ドイツ語で「良い釣りを」という挨拶だそうです。
その割にはパッケージでごみを釣り、魚に爆笑されています。
この笑う魚の笑い方が非常に小憎たらしい感じでよいです。
プレイヤーは釣り人、魚に分かれてプレイします。2ターン目は役割を逆転してプレイします。
盤には4×4マスの池があり、その周りに桟橋があります(桟橋は角にもあります)。
釣り人は黄色、赤のスタート位置を任意に決め、コマを配置します。
魚プレイヤーは池タイルを自分にしか見えないように配置します。
池タイルには魚(1~6点)、ゴミ、ダイバーがあります。

釣り人は、赤と黄色のどちらかを1つ以上動かし、そこで釣りをします。
動いたコマの到達列で魚プレイヤーはダイバー以外の1枚をめくります。
それをもとに、釣り人は釣りを行うのですが、1~4の釣りタイルを消費します。
これは3枚ずつしか持っていません。またパスすることにより特殊タイルを使うことが出来ます。
ダイバー以外は釣ることが出来、使った釣りタイル分コマを動かします。
次に魚プレイヤーは3回のアクションで魚を動かします。
その後、魚プレイヤーも特殊タイルで釣り人の邪魔をすることが出来ます。

赤、黄色の両方の釣り人が元のスタートまで1周して戻ってきたらゲーム終了。
釣った魚の合計点が釣り人の得点となります。
次に役割を逆転して、もう一度やり、釣り人の時の点数の高い人の勝ちとなります。






序盤は運の要素が強いのですが、中盤からブラフ要素が大きくなってきます。
また終盤では池タイルが少ない為、取るに取れない状態になってきます。
魚プレイヤーは積極的にそうなるように動かすのがポイントです。
ゴミを釣らせて、小ばかにする笑いをしているパッケージ同様、釣り人を上手く騙しましょう。