脱獄ゲーム

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＝脱獄ゲーム＝

原題：Ausbrecher AG
会社：Ravensburger
発売：1988年
参考価格：？円
入手難易度：５
プレイ人数：２人～６人
プレイ時間：３０～４０分
タイプ：ボードゲーム
絶版
脱獄を賭けの対象にした「脱獄ゲーム」。
最も遅い囚人が「賢い囚人」のようです。

プレイヤーは７人の囚人の脱獄順番を賭けます。
紙と筆記用具を用意し、色で分かれた囚人の順番を予想します。
このゲームの特徴は「早くゴールした人」より「遅くゴールした人」を予想したほうが高得点になることです。

というのも、遅い人ほど「良い船に乗って脱獄できる」のです。
プレイヤーは囚人と同じ色のサイコロを３つ振り、その囚人を出た目だけ進ませます。
自分が予想した順になるように仕向けます。

前に他の囚人が居た場合、飛び越して移動しますが、到着地点に居る場合、その上に乗ります。
上にコマが居る囚人は動かすことが出来ません。

そして、サイコロ３つに「白いサイコロ」を任意に追加することが出来ます。
これは振った３つの囚人サイコロの１つを辞め、白サイコロ分戻す、というものです。

これにより、出た目を見た後に動かし方の戦略が出てきます。

船は２人乗りです。
船が１つずつ埋まっていくごとに、振るサイコロ数が減っていきます。

うまく囚人を動かし、自分の予想通りの展開にしましょう。




ところで説明書には「Monte Ganovo」というところの囚人と書いてあるのですが、調べてみるとその地名を発見することが出来ませんでした。

それと余談ですが、副題の「Die Letzten werden die Ersten sein」、訳すと「最後は、最初です」と出ました。
散文詩的な感じがしますが、最後に脱出した囚人が良い船に乗れるから、でしょうか。

ミニ箱ですが、とてもバランスのいい、面白いゲームです。