ソクラテス

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=ソクラテス=

原題:Sokrates
会社:Blatz
発売:1994年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:2人~4人
プレイ時間:20~40分
タイプ:カードゲーム
絶版
競りと記憶の神経衰弱型ゲーム「ソクラテス」。
システムはシンプルですが、ゲーム感が好きです。

元々は「古代ローマの新しいゲーム」の中の一部をリメイクしたもののようです。
ソクラテスは紀元前400年代のギリシャの哲学者。「無知の知」で有名です。
何故ゲームのタイトルがソクラテスなのかわかりませんが、ゲームに出てくるカードの記憶で「そのカードが何か知らないことを知っている」とか考えると面白いかもしれません。

ゲームでは、2~5(4色)のカードと、ジョーカーになるソクラテスカードを使います。
各プレイヤー3枚ずつ配り、残りをテーブルに裏向きに並べます。
まず始めに、カード獲得権の競り、その後カード獲得となります。
獲得権の競りは順番に数字を言っていきます。
前の人の数字を上回るか、パスするかを選び、競り落とした人が決定したら、その人がカード獲得を行います。
獲得では、場にあるカードを捲っていきます。カードの合計が競り落とした数字以上になる必要があります。
複数捲るときは、「全て同じ数字」「全て同じ色」のどちらかのルールに沿っている必要があります。

このルールから外れたときは失敗となり、手札を公開して場に配置し、捲ったカードも裏向きに戻します。
ジョーカーは色、数字どちらで役を作っていても使えますが、合計数字としては「2」として数えます。

カードの合計が競り数字以上になったらカード獲得成功。
捲ったカード全てを手札に加えます。
(獲得する前に、更に捲ることも可能です)

場からカードが無くなったらゲーム終了。
手札の枚数が一番多い人の勝ちとなります。




非常にシンプルなのですが、競りと記憶が交互に来るのと、場が増えていくのでわからなくなったりします。
また、失敗したら次の人から競りがスタートになるのですが、分かっている場の数字を言われたら、それを阻止するために「分かっていない合計値の領域」に行くこともあります。
単純な記憶ゲームなだけでなく、運に任せて進むしかない状況も中々楽しめます。
2人プレイでも楽しめるゲームです。