スープぎらい

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=スープぎらい=

原題:Suppenkasper
会社:Ass
発売:1987年
参考価格:?円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~6人
プレイ時間:40~60分
タイプ:ボードゲーム
絶版
ダイエットと飽食の押し付け合いゲーム「スープぎらい」。
テーマも絵も時代を感じる、味のあるゲームです。

盤にはプレイヤーの体重状況を表すマスが存在します。
最初は標準体型からスタート。そこから痩せすぎ、太りすぎと進む方向があります。
各プレイヤー、食べ物などが描かれたカードを配ってゲームスタート。
手番ではメインディッシュのカードを出して左隣の人に渡します。
渡ってきたら、対応するつけ合わせカードを出して更に渡すか、自分で食べるかを選びます。
食べるときに「カロリーが半分になる」ものや「食べたのに下剤で体重が減る」といったカードもあります。

全員が似たようなカードを持っていると、どんどんカードが積み上げられ、食べる羽目になった人には凄いカロリーが待っています。
食べたら(または減ったら)カロリーの状況に応じて盤上の体型マスを変化します。
手番プレイヤーがメインディッシュを出すことが出来なくなったら、その状態でラウンド終了。
手札にカードが残っていた場合、それらを食べてカロリー摂取をします。

また、誰かが盤のマスを越えて太りすぎたり痩せすぎたりしてもラウンドが終了します。
何度かプレイして一番理想体型に近かった人の勝ちとなります。




どんなカードを持っているか、という運の要素の強いゲームですが、自分のメインディッシュを減らすために「あえて食う」という選択肢も。
体重増加の恐怖に怯えながら、全員で高カロリーになっていくセットを押し付けあうのが何ともたまらないゲームです。