十二星座ゲーム

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=十二星座ゲーム=

原題:Sternen Himmel
会社:Goldsieber
発売:1995年
参考価格:6000円
入手難易度:5
プレイ人数:3人~5人
プレイ時間:40~50分
タイプ:ボードゲーム
絶版
1995年の星座作成ゲーム「十二星座ゲーム」。
見た目の綺麗さとは裏腹に、読み合いと騙しあいのゲームです。

天空にある12星座を基にしたゲームで、12枚の星座盤があります。
盤には星座をかたどる星が一等星、それ以外の星と分かれています。
この星に、自分の持っている星コマを配置してポイントを競うゲームとなっています。
星コマには、数字(ポイント)が書いてあるもの、連星、ブラックホールがあります。
星座の星マスに配置する場合、一等星に置くときは裏向きにして配置します。
その星座の星マス全てが埋まったら、星座完成。一等星を全て開けてポイント計算します。
この時、ブラックホールは隣接する星を全て飲み込みます。
但し、隣にブラックホールがあったらブラックホール同士だけで消えます。
連星は隣接する星のポイントを倍にします。
(点数の星に連星が2つ隣接していたら4倍)
ポイントを合計し、トップと2位にボードに書かれている点数が入ります。

星座ボードは常にプレイヤー人数と同じ枚数になるよう出して行き、最後12星座目が終わったら点数計算。
星座作成時に貰った点数の合計で1位2位を決定します。
(同点の場合、星の多い方が優先されます)




1位はボードにある高い数字、2位は低い数字を点数で受け取ります。
3位以下の人は置いてあるコマ数だけ、1位から点数を貰います。
これにより2位の方が点数が高いという逆転現象が結構起こります。

全ての星座ボードが完成したらゲーム終了。一番点数をもって居る人の勝ちとなります。
一度配置したコマは星座が完成しないと返ってこない、という点を考慮しつつ上手く点数を集めて行きます。

ルールはシンプルですが、手順1つが無言の意思表示となります。
一等星の裏返された星を舞台にした、読み合いと駆け引き。空に輝く星座のシビアなゲームです。